日誌/サンフランシスコ旅行記
12月の15日から一週間ほど、クリスマスを目前とした時期にアメリカ、カリフォルニア州のサンフランシスコへ行ってきました。
頑張った自分へのご褒美☆ミ ではなくもちろん学会で、本当なら国際学会とか行きたくないといういうかそもそも学会行きたくないし、もっと根本的なこと言うとおうちから出たくないのですが、国際学会はわりとポイント高いので出られるタイミングで出ておかないといけません。切実。
これまで外国に行ったのは、ほかにドイツと北海道と沖縄くらいしか行ったことがなく、アメリカは未体験区域です。
自分の中でアメリカというと牛の尻の肉を削いで食べたり、タンブルウィードが転がる中で風車が回っていたり、絞首刑にされかけている男が口にハーモニカを無理矢理咥えさせられたり、サスペンダーとベルトを同時に身に付けるやつは信用できなかったり、なんていうかこう『ウェスタン』ですね。今時こんなのはテキサスくらいだと思います。
未体験な場所に行く以上、文化の違いに衝撃を受けずにはいられないでしょう。
これまでの経験の中だと、外国へ行っていちばんカルチャーショックを受けたのは、石垣島で釣りをしようと思って釣具屋で餌を買おうとしたらイカを渡されたときです。マグロ釣るんじゃないんだぞ。「イクラもあるよ」と言われました。おう。
でもイカでめっちゃ引いたから吃驚しました。イカすげぇ。でもトゥルットゥルしてるのか脆いのか、返しにちゃんとひっかけてもすぐに針から外れる。トゥルットゥル。釣った魚はそのへんの猫にあげました。
学会の期間は月曜日から金曜日までの5日間。
初日二日目三日目と物凄い糞真面目に学会に参加し、すごいな自分ほんとに糞真面目だな、と思いました。すごい、もう、なんていうか荒木村重レベル。道端の糞と呼べ。
四日目に発表が終わってからようやく解放された感もあり、観光に出かけることにしました。
サンフランシスコは都市部のため、バートやミニメトロといった公共交通機関が発達しています。しかし観光地は比較的密集しており、歩いていける範囲にあるものが多いため、せっかくだから歩いて出かけることに。けっして外国の公共交通機関に乗る自信が無いわけではありません。日本でも自信が無いのです。
歩いてサンフランシスコを観光するときに注意したい点はふたつあって、ひとつは治安の悪い場所を歩かないこと。すごい、なんか旅行してしっかりその経験を説明しているみたいだ。
ガイドブックによるとテンダーロインという地区が特に治安がよろしくないとされていましたが、ちょっと通りからその地域を覗いてみると、確かに柄の悪そうなのが何人も集まっていたそうです。
もうひとつ気をつけるべきことは格好です。これは一面には上に述べた治安にも関係していて、あんまり派手な服装をしているとその道の人と勘違いされてよろしくはないということ。たとえばノースリーブでサングラスをしていたらシャアだと思われます。
また格好に気をつけるというのは、治安的な意味合いのほかに、歩行を楽にする意味もあります。
サンフランシスコは坂が多い街です。どのくらい多いかというと、仙台青葉区の亀岡から三十人町にかけてくらいです。
わかんなければ、『最終兵器彼女』でちせたちが登校途中で登ってた坂くらいだと思ってください。サンフランシスコに来た暁には、「ああ、この坂を上りながらシュウちゃんとちせが『歴史なんか役にたたねぇよ』とか言いながらちゅっちゅしていたんだな」とか思えばいいと思いますが違います。
ほんと坂が多いので、サンダルとかハイヒールとかはお勧めしないです。ルートによっては坂を回避できるのかもしれませんが、少なくとも観光スポットのグレース大聖堂とかは坂の上にあるので、歩くのならば間違いなく坂を登らなければいけません。階段の無い長い坂を下りるのは、しっかりした靴でもけっこうに強いものです。
というわけで(収拾がつかなくなってきたので)最初は強引にグレース大聖堂に行きました。ダウンタウンからちょっと北に行くとでかい建物が見つかります。ノブヒルという地区です(たぶん織田信長が征服した地域なのでしょう)。
中に入るのは教会だけあって無料、なのですが入ってすぐの場所に寄進箱があります。大人は10セントが目安、みたいなことがあって入れようとしてよくよく見たら10ドルだった。
お、おうう、と思いつつサービスカウンターのような場所に座っていた老婦人に「入っても大丈夫か」と訊いてみると、どうぞどうぞ、とのことなので、まぁ寄付は寄付であり、義務では無いです。適度な金額をば。
自分が行ったときにはどうやらクリスマスのオーケストラだか合唱だかの準備をしていたらしく、オッサンとオッサンがオッサンと一緒に作業していました。オッサン好きなら行ってみましょう。
ちなみに地下にはトイレもあります。アメリカでは日本と違って、治安上の理由か、公衆トイレが非常に少ないです。あったとしても、Falloutばりに汚れていることが多いのですが、ここは教会だけあって綺麗。
地階にはバスケットコートや小さな喫茶店のほか、売店もありました。といっても売店は朝9時台に行ったときには開いていなかったので、たぶん物語の中盤あたりに差し掛からないと売ってくれないやつなのだと思います。
その時点で最強の武器防具が売っており、武器は聖属性ついてて基本的にダメージが出るので買っておきたいですが、それより優先したいのは聖属性半減のアクセサリですね。中ボスが聖属性全体攻撃とか仕掛けてきて、わりと初見殺しです。あと即死耐性のアクセサリーも重要です。全状態異常百パーセント耐性のアクセサリはラスベガスの景品じゃないと手に入らないし、50%だと後半のボス戦が危ないんでここでパーティーメンバーぶん買っておきましょう。エーテルダブルも売ってますが、時期限定品なうえ余程金が貯まっていない限り買えないので、初週は買わなくていいかと思います(イドに勝ちたいなら事前に金を貯めて買うことをお勧めします)。
グレース大聖堂にから東のほうへ向かうとチャイナタウンがあります。横浜です。なんか冬の鯰
が一列に並んだ状態で水槽に入っているので、「あ、これが冬の鯰か。確かに大人しいな」と納得すると思います。泥鰌かもしれません。
チャイナタウンはそんなに観光しませんでした。だって横浜だし……。
さらに東に行くとファイナンシャルディストリクトですが、ここはオフィスビルが多数ある場所で、景観としては悪くないですが、観光地かというとちょっと違います。とはいえこの東にある波止場に行く通り道で、横浜タワーも見えるので通っておくとよいでしょう。
さて東へ行くと港があります。なんだっけココ。名前忘れた。
なんかでかい橋もあるので、なるほどこれがゴールデンゲートブリッジというやつか、と思ったら違うそうです。騙された! でもでかいからこれで十分だと思います。我慢しましょう。
波止場には道の駅的な施設があり、買い物ができます。鍋とか、お玉とか、あとまな板とか買えます。個人的なお勧めとしては、すごいセクシーなマネキンがエプロンを着ていて、それがなんというかヤバいので興奮しやすい人はいかないようにしてください本当。あと「カウガール」という単語だけでドキドキする人も避けたほうが無難でしょう。
波止場周りには出店が出ていることもあるようです。ハンドメイド品を趣味的に売っているいのか、それとも商売として売っているのかはわかりませんが、とりあえず見るだけはタダ。
木曜はこの辺まで行きました。いやぁ、晴れてるって素晴らしいな。金曜は雨でしたくそう。
金曜日に向かったのはフィッシャーマンズワーフです。そう、「FF8って駄作だけど、カードゲームとフィッシャーマンズホライズンだけは評価する」と言っておけば通ぶれるあのフィッシャーマンズホライズンですね。
あと「FF8や9のときはセブンイレブンで買ったよね」とか言うと当時の人っぽいです。若い人は意味がわからないと思いますがデジキューブという会社があってコンビニでゲームが買えたのだよ。予約すると縫いぐるみとかついてきた。『チョコボの不思議なダンジョン』とかも買えたっけ?
「『チョコボの不思議なダンジョン』のためにPS買いました」とか言っちゃうやつはちょっとおかしいやつだと思いますが、自分です。2は名作です。アーカイブスで出てるのかな。ちなみにPSで初めて買ったのはなぜか『風のクロノア』です。まぁこれも名作だからいいよね。
もっと言うとPS2は『バウンサー』のために買いました。後悔してませんといえば嘘になる。『エアガイツ』好きだったからまぁ当然の投資だったのですが、いまはドリフはどうしているのでしょうね。まぁ好きなゲームというのはそれだけ続編を買わせるだけの力がありました。
SFCでいちばんプレイしたのは『魂斗羅スピリッツ』なわたしですが、好きなゲームは『風来のシレン』でした、と書くとまるで『魂斗羅スピリッツ』が好きじゃないみたいだ。
いや、好きです。好きですよ? でもなんかこう、ねぇ? 「初めてプレイしたゲームは(たぶんIBM-PC版の)『悪魔城ドラキュラ』です」みたいな気恥ずかしさが。友だちのお父さんが持ってたんですよ。医者って金持ちだなって思いました。
関係無いけど自分の友だちの中では『超魔界村』のなんか剣みたいのがしゅばしゅば飛んでいくやつがハズレ武器扱いでした(「関係無いけど」という書き出しで始めるときは普通は多少なりとも関連がある話題を振ってしかるべきなのに本当に関係の無い話題を振る)。アレ軌道わかりにくくて当てにくいのよ。敵の目の前で避けるし。松明よりマシだけど。『魂斗羅スピリッツ』はあの破裂するやつ。『星のカービィ スーパーデラックス』はホイールかロケット。スパデラといえば『アルカエスト』ですが、ネヴィスが好きでしたが、あのロボもわりと好きだった。ロボといえば、『クロノトリガー』では三次元アタックが最強だと勝手に思い込んでクロノ、カエル、エイラでプレイしていたのですが、実際どうなんでしょうか。
ちなみに好きな雑誌は『ファミ通ブロス』でした。ジャンプを友人宅で読んでいたわたしにとって、唯一購読していた雑誌ですが、たぶん知名度は講談社で行っていた『MiChao!』というオンライン漫画サイトレベルだと思うのですがいかがでしょうか。
ファミ通ブロスを読み始めたきっかけはやはり友人のお父さんがだったりします。部屋に置いてありました。何号目か定かではありませんが、見事に『プロフェッサーシャーボ』の初回が掲載されていた号でした。
ファミ通ブロスという雑誌がどういう雑誌かを説明するのは難しいのですが、プレステ全盛期に毎回『風来のシレン』特集をやっている雑誌だったといえば伝わると思います。あと初代『ゲッターロボ』の色付き原稿が掲載されていました。
基本的にアニメを見ないので、恥ずかしながら『ゲッターロボ』をこの原作のカラー版しか知らず、ゲッターロボが人気だとかかっこいいとかいう話を聞くたびに、「この人たちは何を言っちゃってるのかしら」と思っていたわたしでした。いろんな方面に失礼なコメントのように見えますが、多感な時期に「目だ! 耳だ! 鼻だ!」とか言って人体を削いでいく隼人とか、合成爬虫人とか見せつけられるとだいぶトラウマになると思います。
ちなみに『ジョジョの奇妙な冒険』を最初に読んだのは6部掲載時期で、真面目に読もうと思ったのはvsヨーヨーマッあたりの時期でした。涎で顔に穴が開いて行ったり、糸で補修したりするのを見てこれまたトラウマになった記憶があります。
トラウマといえば小学校のときの図書室に『合成人間』という児童書があってものすごいトラウマです。最近まで忘れていたのに思い出してしまいました。くそう、こんな話なんてするから……。
話が逸れたので本筋に戻します。なんでしたっけ。『風来のシレン』ですね。ファミ通ブロスに掲載されていた情報に、カラクロイドの肉でテーブルマウンテン22階と村とを行ったり来たりすると謎の肉が手に入るというのがあったのですが、本当でしょうか。試した方がいたら教えてください。
なんかもうサンフランシスコの旅行記とかわりとどうでもよくて、今からSFC版『風来のシレン』を始める人も向けにTIPSとか書きたいんですが、シレンは失敗しながら自分で攻略を考えていくのもひとつの醍醐味だと思うので旅行記を続けます。すいません。
フィッシャーマンズワーフはアシカが日向ぼっこをする長閑な場所でまぁそれも晴れていればの話だがな!
雨が降っているときは潔く諦めましょう。わたしは諦めてレストランで海老パスタを食いました。レストランの隣の席で中国人のカップルが昼間っからちゅっちゅしていたことからわかるように、ここは元はイタリア人街だったそうです。
だからというわけではありませんが、レストランの出たところで車から絡まれました。ヒュー。
べつに絡まれるような見た目をしているわけではないのですが、昔から絡まれ体質で、ドイツに行ったときは地下鉄メトロで身長2メートル、体重100キロ超と思しき酔っ払いのおっさんに絡まれました。ちなみにわたしのことは身長150センチFカップ美少女で想像してくだされば色々と捗ると思います。
そのときは同じ車両に乗り合わせたイケメン(近隣の美大生)に助けてもらったのですが、当時一緒にいたSくんによれば「そこまでイケメンじゃなかった」ということで人間危機に陥るとなんかよくわかりませんね!
とりあえず絡まれそうになったら無視しましょう。早足で逃げましょう。人のいる方に行きましょう、というのが基本で抑えたい3点です。日光で猿と出くわしたときと同じだと思ってください。
そのほかちょろちょろ歩いて出かけたのですが、路面電車や地下鉄で名所を見て回るのとは違い、地に足をついた生活を見られて楽しかったです。
というわけで、サンフランシスコ旅行記……、になってるのかなコレ? でした。
頑張った自分へのご褒美☆ミ ではなくもちろん学会で、本当なら国際学会とか行きたくないといういうかそもそも学会行きたくないし、もっと根本的なこと言うとおうちから出たくないのですが、国際学会はわりとポイント高いので出られるタイミングで出ておかないといけません。切実。
これまで外国に行ったのは、ほかにドイツと北海道と沖縄くらいしか行ったことがなく、アメリカは未体験区域です。
自分の中でアメリカというと牛の尻の肉を削いで食べたり、タンブルウィードが転がる中で風車が回っていたり、絞首刑にされかけている男が口にハーモニカを無理矢理咥えさせられたり、サスペンダーとベルトを同時に身に付けるやつは信用できなかったり、なんていうかこう『ウェスタン』ですね。今時こんなのはテキサスくらいだと思います。
サンフランシスコ国際空港からバート(鉄道)で30分ほど行ったユニオン・スクウェア近隣。だいたいこのあたりで生活してた。 |
未体験な場所に行く以上、文化の違いに衝撃を受けずにはいられないでしょう。
これまでの経験の中だと、外国へ行っていちばんカルチャーショックを受けたのは、石垣島で釣りをしようと思って釣具屋で餌を買おうとしたらイカを渡されたときです。マグロ釣るんじゃないんだぞ。「イクラもあるよ」と言われました。おう。
でもイカでめっちゃ引いたから吃驚しました。イカすげぇ。でもトゥルットゥルしてるのか脆いのか、返しにちゃんとひっかけてもすぐに針から外れる。トゥルットゥル。釣った魚はそのへんの猫にあげました。
学会の期間は月曜日から金曜日までの5日間。
初日二日目三日目と物凄い糞真面目に学会に参加し、すごいな自分ほんとに糞真面目だな、と思いました。すごい、もう、なんていうか荒木村重レベル。道端の糞と呼べ。
学会会場、といってしまうとちょっと嘘。ポスター会場の隣の展示ブースで、企業や団体の出店がされていて面白かった。 |
四日目に発表が終わってからようやく解放された感もあり、観光に出かけることにしました。
サンフランシスコは都市部のため、バートやミニメトロといった公共交通機関が発達しています。しかし観光地は比較的密集しており、歩いていける範囲にあるものが多いため、せっかくだから歩いて出かけることに。けっして外国の公共交通機関に乗る自信が無いわけではありません。日本でも自信が無いのです。
歩いてサンフランシスコを観光するときに注意したい点はふたつあって、ひとつは治安の悪い場所を歩かないこと。すごい、なんか旅行してしっかりその経験を説明しているみたいだ。
ガイドブックによるとテンダーロインという地区が特に治安がよろしくないとされていましたが、ちょっと通りからその地域を覗いてみると、確かに柄の悪そうなのが何人も集まっていたそうです。
もうひとつ気をつけるべきことは格好です。これは一面には上に述べた治安にも関係していて、あんまり派手な服装をしているとその道の人と勘違いされてよろしくはないということ。たとえばノースリーブでサングラスをしていたらシャアだと思われます。
また格好に気をつけるというのは、治安的な意味合いのほかに、歩行を楽にする意味もあります。
サンフランシスコは坂が多い街です。どのくらい多いかというと、仙台青葉区の亀岡から三十人町にかけてくらいです。
坂の多い街、サンフランシスコ。車の多くは坂の傾きに対して垂直になるように並列して駐車されている。 |
わかんなければ、『最終兵器彼女』でちせたちが登校途中で登ってた坂くらいだと思ってください。サンフランシスコに来た暁には、「ああ、この坂を上りながらシュウちゃんとちせが『歴史なんか役にたたねぇよ』とか言いながらちゅっちゅしていたんだな」とか思えばいいと思いますが違います。
ほんと坂が多いので、サンダルとかハイヒールとかはお勧めしないです。ルートによっては坂を回避できるのかもしれませんが、少なくとも観光スポットのグレース大聖堂とかは坂の上にあるので、歩くのならば間違いなく坂を登らなければいけません。階段の無い長い坂を下りるのは、しっかりした靴でもけっこうに強いものです。
というわけで(収拾がつかなくなってきたので)最初は強引にグレース大聖堂に行きました。ダウンタウンからちょっと北に行くとでかい建物が見つかります。ノブヒルという地区です(たぶん織田信長が征服した地域なのでしょう)。
グレース大聖堂。アメリカのキリスト教監督派教会の中で3番目の規模とのこと。 |
中に入るのは教会だけあって無料、なのですが入ってすぐの場所に寄進箱があります。大人は10セントが目安、みたいなことがあって入れようとしてよくよく見たら10ドルだった。
お、おうう、と思いつつサービスカウンターのような場所に座っていた老婦人に「入っても大丈夫か」と訊いてみると、どうぞどうぞ、とのことなので、まぁ寄付は寄付であり、義務では無いです。適度な金額をば。
グレース大聖堂内。厳かな雰囲気だが、特別気を使うほどでもなく、歩き疲れて一休みするのにちょうど良い。下に喫茶店もあるし。 |
自分が行ったときにはどうやらクリスマスのオーケストラだか合唱だかの準備をしていたらしく、オッサンとオッサンがオッサンと一緒に作業していました。オッサン好きなら行ってみましょう。
ちなみに地下にはトイレもあります。アメリカでは日本と違って、治安上の理由か、公衆トイレが非常に少ないです。あったとしても、Falloutばりに汚れていることが多いのですが、ここは教会だけあって綺麗。
地階にはバスケットコートや小さな喫茶店のほか、売店もありました。といっても売店は朝9時台に行ったときには開いていなかったので、たぶん物語の中盤あたりに差し掛からないと売ってくれないやつなのだと思います。
その時点で最強の武器防具が売っており、武器は聖属性ついてて基本的にダメージが出るので買っておきたいですが、それより優先したいのは聖属性半減のアクセサリですね。中ボスが聖属性全体攻撃とか仕掛けてきて、わりと初見殺しです。あと即死耐性のアクセサリーも重要です。全状態異常百パーセント耐性のアクセサリはラスベガスの景品じゃないと手に入らないし、50%だと後半のボス戦が危ないんでここでパーティーメンバーぶん買っておきましょう。エーテルダブルも売ってますが、時期限定品なうえ余程金が貯まっていない限り買えないので、初週は買わなくていいかと思います(イドに勝ちたいなら事前に金を貯めて買うことをお勧めします)。
グレース大聖堂にから東のほうへ向かうとチャイナタウンがあります。横浜です。なんか冬の鯰
が一列に並んだ状態で水槽に入っているので、「あ、これが冬の鯰か。確かに大人しいな」と納得すると思います。泥鰌かもしれません。
チャイナタウンはそんなに観光しませんでした。だって横浜だし……。
チャイナ・タウン。 |
さらに東に行くとファイナンシャルディストリクトですが、ここはオフィスビルが多数ある場所で、景観としては悪くないですが、観光地かというとちょっと違います。とはいえこの東にある波止場に行く通り道で、横浜タワーも見えるので通っておくとよいでしょう。
横浜タワー、改めトランスアメリカ・ピラミッド。オランダの保険会社が入っているらしい。 |
さて東へ行くと港があります。なんだっけココ。名前忘れた。
なんかでかい橋もあるので、なるほどこれがゴールデンゲートブリッジというやつか、と思ったら違うそうです。騙された! でもでかいからこれで十分だと思います。我慢しましょう。
フェリービルディング・マーケットプレイス付近の波止場から見えるベイブリッジ。この写真だと縮尺が判り難いが、橋は非常に長大かつ雄大。 |
波止場には道の駅的な施設があり、買い物ができます。鍋とか、お玉とか、あとまな板とか買えます。個人的なお勧めとしては、すごいセクシーなマネキンがエプロンを着ていて、それがなんというかヤバいので興奮しやすい人はいかないようにしてください本当。あと「カウガール」という単語だけでドキドキする人も避けたほうが無難でしょう。
波止場周りには出店が出ていることもあるようです。ハンドメイド品を趣味的に売っているいのか、それとも商売として売っているのかはわかりませんが、とりあえず見るだけはタダ。
鳥がたくさんいました。 |
木曜はこの辺まで行きました。いやぁ、晴れてるって素晴らしいな。金曜は雨でしたくそう。
金曜日に向かったのはフィッシャーマンズワーフです。そう、「FF8って駄作だけど、カードゲームとフィッシャーマンズホライズンだけは評価する」と言っておけば通ぶれるあのフィッシャーマンズホライズンですね。
あと「FF8や9のときはセブンイレブンで買ったよね」とか言うと当時の人っぽいです。若い人は意味がわからないと思いますがデジキューブという会社があってコンビニでゲームが買えたのだよ。予約すると縫いぐるみとかついてきた。『チョコボの不思議なダンジョン』とかも買えたっけ?
「『チョコボの不思議なダンジョン』のためにPS買いました」とか言っちゃうやつはちょっとおかしいやつだと思いますが、自分です。2は名作です。アーカイブスで出てるのかな。ちなみにPSで初めて買ったのはなぜか『風のクロノア』です。まぁこれも名作だからいいよね。
もっと言うとPS2は『バウンサー』のために買いました。後悔してませんといえば嘘になる。『エアガイツ』好きだったからまぁ当然の投資だったのですが、いまはドリフはどうしているのでしょうね。まぁ好きなゲームというのはそれだけ続編を買わせるだけの力がありました。
SFCでいちばんプレイしたのは『魂斗羅スピリッツ』なわたしですが、好きなゲームは『風来のシレン』でした、と書くとまるで『魂斗羅スピリッツ』が好きじゃないみたいだ。
いや、好きです。好きですよ? でもなんかこう、ねぇ? 「初めてプレイしたゲームは(たぶんIBM-PC版の)『悪魔城ドラキュラ』です」みたいな気恥ずかしさが。友だちのお父さんが持ってたんですよ。医者って金持ちだなって思いました。
関係無いけど自分の友だちの中では『超魔界村』のなんか剣みたいのがしゅばしゅば飛んでいくやつがハズレ武器扱いでした(「関係無いけど」という書き出しで始めるときは普通は多少なりとも関連がある話題を振ってしかるべきなのに本当に関係の無い話題を振る)。アレ軌道わかりにくくて当てにくいのよ。敵の目の前で避けるし。松明よりマシだけど。『魂斗羅スピリッツ』はあの破裂するやつ。『星のカービィ スーパーデラックス』はホイールかロケット。スパデラといえば『アルカエスト』ですが、ネヴィスが好きでしたが、あのロボもわりと好きだった。ロボといえば、『クロノトリガー』では三次元アタックが最強だと勝手に思い込んでクロノ、カエル、エイラでプレイしていたのですが、実際どうなんでしょうか。
ちなみに好きな雑誌は『ファミ通ブロス』でした。ジャンプを友人宅で読んでいたわたしにとって、唯一購読していた雑誌ですが、たぶん知名度は講談社で行っていた『MiChao!』というオンライン漫画サイトレベルだと思うのですがいかがでしょうか。
ファミ通ブロスを読み始めたきっかけはやはり友人のお父さんがだったりします。部屋に置いてありました。何号目か定かではありませんが、見事に『プロフェッサーシャーボ』の初回が掲載されていた号でした。
ファミ通ブロスという雑誌がどういう雑誌かを説明するのは難しいのですが、プレステ全盛期に毎回『風来のシレン』特集をやっている雑誌だったといえば伝わると思います。あと初代『ゲッターロボ』の色付き原稿が掲載されていました。
ケーブルカー。見た目は楽しそうだが、かなり並ぶので、時間に追われているときは歩いたほうが早いかも。 |
基本的にアニメを見ないので、恥ずかしながら『ゲッターロボ』をこの原作のカラー版しか知らず、ゲッターロボが人気だとかかっこいいとかいう話を聞くたびに、「この人たちは何を言っちゃってるのかしら」と思っていたわたしでした。いろんな方面に失礼なコメントのように見えますが、多感な時期に「目だ! 耳だ! 鼻だ!」とか言って人体を削いでいく隼人とか、合成爬虫人とか見せつけられるとだいぶトラウマになると思います。
ちなみに『ジョジョの奇妙な冒険』を最初に読んだのは6部掲載時期で、真面目に読もうと思ったのはvsヨーヨーマッあたりの時期でした。涎で顔に穴が開いて行ったり、糸で補修したりするのを見てこれまたトラウマになった記憶があります。
トラウマといえば小学校のときの図書室に『合成人間』という児童書があってものすごいトラウマです。最近まで忘れていたのに思い出してしまいました。くそう、こんな話なんてするから……。
話が逸れたので本筋に戻します。なんでしたっけ。『風来のシレン』ですね。ファミ通ブロスに掲載されていた情報に、カラクロイドの肉でテーブルマウンテン22階と村とを行ったり来たりすると謎の肉が手に入るというのがあったのですが、本当でしょうか。試した方がいたら教えてください。
なんかもうサンフランシスコの旅行記とかわりとどうでもよくて、今からSFC版『風来のシレン』を始める人も向けにTIPSとか書きたいんですが、シレンは失敗しながら自分で攻略を考えていくのもひとつの醍醐味だと思うので旅行記を続けます。すいません。
学会会場そばの公園思しき場所。併設されている建物にフードコートがあり、そこで買った食べものをベンチに座って食べることができる。ちょうど遠足のような子どもたちの集団が。 |
雨が降っているときは潔く諦めましょう。わたしは諦めてレストランで海老パスタを食いました。レストランの隣の席で中国人のカップルが昼間っからちゅっちゅしていたことからわかるように、ここは元はイタリア人街だったそうです。
だからというわけではありませんが、レストランの出たところで車から絡まれました。ヒュー。
べつに絡まれるような見た目をしているわけではないのですが、昔から絡まれ体質で、ドイツに行ったときは地下鉄メトロで身長2メートル、体重100キロ超と思しき酔っ払いのおっさんに絡まれました。ちなみにわたしのことは身長150センチFカップ美少女で想像してくだされば色々と捗ると思います。
そのときは同じ車両に乗り合わせたイケメン(近隣の美大生)に助けてもらったのですが、当時一緒にいたSくんによれば「そこまでイケメンじゃなかった」ということで人間危機に陥るとなんかよくわかりませんね!
とりあえず絡まれそうになったら無視しましょう。早足で逃げましょう。人のいる方に行きましょう、というのが基本で抑えたい3点です。日光で猿と出くわしたときと同じだと思ってください。
そのほかちょろちょろ歩いて出かけたのですが、路面電車や地下鉄で名所を見て回るのとは違い、地に足をついた生活を見られて楽しかったです。
というわけで、サンフランシスコ旅行記……、になってるのかなコレ? でした。
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