日誌/130719

7月 19, 2013
 Carteで特定ヒーローでアリーナに参加するというあんまり人気のないイベントがやっております。
 もともとヴィンセントを使っていて、ヴィンセントからチェルシアに移行するのは比較的容易なため(逆は辛いと思うが)、黒でイベントをこなすことにしてみる。

 前に日誌でも書いた黒ドレッドレッドで行ってみたが、途中で14連敗するメイプル戦記か。

 どうも特定の色が辛いのです。白対策をすると青や黒が辛く、青や黒の対策をすると白が辛い。
 少し考えて、ちょっとほかのデッキを試してみる。最近青が増えたので、青対策は、と考えたときに以前の『信じた果てに』でキメラ相手に2連勝したことを思い出したので組み替えてみると、勝てるようになった。
 徐々にカードを取り替えて行って、いまはこんな感じ。


種別名称レベル枚数
H
Lv.4 チェルシア
-
1/1
C
アゼルの追従者
1
2/4
C
精神破壊者
2
2/4
C
統治者の下手人
2
2/4
C
蒼白な月
2
2/4
C
墓の中の生存者
2
2/4
C
沈黙の鉤爪暗殺者
3
2/4
C
しつこい亡霊
3
2/4
C
ドッペルゲンガ―
3
2/4
C
餓鬼
4
2/4
C
ミケイラ家の貴婦人
4
3/4
C
ラプリタの工作員
4
2/4
C
ハネスのリッチ
5
3/4
C
Ex.深淵の天使
6
1/4
C
雪原のデュラハン
7
2/4
C
アール公女
8
2/4
Mc
悪魔との契約
3
2/4
Mc
極暗の影
3
2/4
Mc
悲願熱望
4
1/4
Mb
亡者達のパーティー
5
3/4
Iw
毒のついた短剣
2
2/4
T
カップルブレーカー
1
1/4
T
恨霊の泣き声
1
1/4
S
地獄の祭壇
-
3/4
S
腐敗の宝石
-
4/4
S
辺方の雪原
-
4/4
S
魔王の庭園
-
4/4
S
水の烙印
-
2/4
TA
The Devil
-
1/4
TA
The Fool
-
1/4
TA
The Hanged Man
-
1/4
TA
The High Priestess
-
1/4

 もうこれ、ただの黒コンじゃあないか
 マナカーブは以下のとおり。

1|****
2|**********
3|**********
4|********
5|******
6|*
7|**
8|**

 この明らかにピークが2-3マナにあって6-8マナが5枚しか入ってないマナカーブファッティ寄りなのである。
 しかしやけに勝てるようになってしまった。
 やけに、というのは今期のアリーナは仕様変更でランクが上がりやすいのですが、ランクが上がってくると相手の資産が増えるので、苦労する戦いが多いのです。"アルカディアの意志"みたいなCEエリートはふつうに出てくるし、ハイパーも出てくる。それでも"異端の神官イザベル"が2枚 (しかも1枚は"闇を通す光"から) 出てくるようなデッキとも戦って、後攻でかなり危うかったがなんとか勝つこともできた。

 とりあえずふつうの黒コンと違うのは1マナの少なさと2マナの多さだと思う。


 もともと"堕落した信仰心"による最速堕天使召還がベースにあったので2マナの高HPが多かったのだが、使っているうちに2/2/2の"統治者の下手人"と"精神破壊者"、2/2/3の"墓の下の生存者"の強さを実感する。特に"精神破壊者"は強い。

 黒コンが強いのは"ミケイラ家の貴婦人"によるものだと思うが、序盤を2マナクリーチャーで無理矢理にでも場を分捕れると、"ミケイラ家の貴婦人"を安全に置く余裕ができるのでありがたい。

 "亡者たちのパーティー"は"カップルブレイカー"が怖いので3枚で、シナジーを見込んで入れられる"腐敗した猟犬"も入っていない。"亡者たちのパーティー"はほかのバースト手段が確保している状態じゃなければあんまり使いたくない。逆にバースト手段があれば、"ラプリタの工作員"も入っているので、"カップルブレイカー"っぽいのが置かれれば"亡者たちのパーティー"は使わずに奪い、置かれなければふつうに攻めて行ける。

 あと"餓鬼"は一般にはたぶんそこまで入っていないカードだと思うけど、入れてる。というのは、4/3/3というステータスが黒コンと相性が良いからです。
 一般に素のステータスがHP>APのほうが優秀で、黒には"ミケイラ家の貴婦人"がいる。実際"ミケイラ家の貴婦人"は恐ろしく強いので3枚入っているが、これだけだと不十分だと感じるのは、"魔王の庭園"があって、こちらから攻めるメリットがあるからです。
 4/3/3というステータスは、5/4/3とはふつうに打ち合えるし、5/3/4に対しては"魔王の庭園"でAPを下げれば、こちらは4/3/1が生き残り、相手は5/3/1が生き残ることになる。"沈黙の鉤爪暗殺者"や"ハネスのリッチ"で喰える。
 "ミケイラ家の貴婦人"だと、低レベルには良いが、高レベル相手に辛いと思う。もちろん場が制圧できていれば"ミケイラ家の貴婦人"のほうが強いのだけれども。

 そんな感じで黒の2/2/2が強かったので、赤にも応用できないかと考える。
 現状、赤の2/2/2は以下の4枚。


種別レベル名称メリットデメリット
C
2
城壁の不良人
3マナでゾーン移動が可能。
ディフェンスゾーンにしかセットできない。
C
2
悪名高い傭兵
3マナで2レベル以下を破壊し、ダメージ1。
戦うと自ヒーローにスーサイド効果。
C
2
リハルトの装甲兵
なし。
アイテムが置かれていないとアップしない。
C
2
彷徨うアウトロー
2マナでディフェンスに3以上のとき6マナクリーチャーをハンドに召還。
破壊されると敵ヒーローのHPを回復。

個人的に黒の2/2/2が強かった理由としては、

  • マナ置きで出しても"水の烙印"で死なない。
  • 1/1/1と2/1/2はふつうに倒せる。
  • "魔王の庭園"があるので2/2/1が置かれた場合は安全に倒せる。
  • 3/3/2が相手でも相打ちが望める。
  • 3/2/3が相手でも"魔王の庭園"で3/1/3にすれば、2/2/1が生き残るので次のターン有利に進められる。
  • 後衛に下げられても、"地獄の祭壇"や"悪魔との契約"で再利用ができる。

 というわけで、"魔王の庭園"による2レベル以上のAPダウンと"地獄の祭壇"や"悪魔との契約"による再利用の存在が大きかった。
 つまり、赤で使うにしても、

  • 3マナに対処できる。
  • ゾーン移動させられても活用できる。

 これらの条件を満たしておく必要がある。
 3マナ対処としては"皇帝の庭園"→"シールドチャージ"があって、2枚使うものの、これなら2マナなので2/2/2から繋ぎやすい。
 ゾーン移動に対する対処は、"リハルトの装甲兵"以外のクリーチャーはできる。"城壁の不良人"はふつうにゾーン移動すればいいし、"悪名高い傭兵"はスキルで補佐できる。"彷徨うアウトロー"はハンドに移動できるようなものだ。
 ただ、"彷徨うアウトロー"は黒の"精神破壊者"と違って厳しい気がする。というのは、"精神破壊者"を使っているときに能動スキルを使った覚えが無く、こうしたスキルは非常に使いにくいと思うからです。
 また"城壁の不良人"はアタックゾーンにおけないので、"水の烙印"で死なないというメリットを活かせず、テンポがとりにくい。
 そういうわけで、"悪名高い傭兵"が悪くないと思っている。


 というのは、デメリットは前半に使うのならば、せいぜい1~3ダメージで、"精神破壊者"と変わらないし、シールドチャージ内蔵は役に立つと思う。"城壁の不良人"と違って攻められるのは良い。
 現在のデッキは"霧の沼のサキュバス"や"ザルカンの悪夢"などペナルティが高めのクリーチャーが多いのでHPに不安は残るものの、とりあえず使ってみて様子を見たいです。
 しかしよくよく考えてみると、赤でドレッドする意義がだんだん薄れているような気がして来ております。

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