展覧会/『CARTE』/Ep0-1《大陸アルカディア》

■アルカディアの地図
 大陸アルカディアは、5つの連合国に分割されています。
 第三大陸戦争終了後、戦力のバランスを取った和平協定下にありました。

 しかし第三大陸戦争から10年が経った現在、神聖帝国シェイクと闇の世界カイデロンとの間で生じた争いは、魔導王国アルケンとシェイクの間の軍事同盟を伴い、新たな戦争が開始されました。
 この状況下において、連合国はそれぞれが自分の利益に焦点を当てており、大陸アルカディアは再び混乱の坩堝に苛まされる危険があります。

■アルカディアの歴史—神々の時代—
 古代アルカディアの作品には、断片的に世界を作り出した創造主である唯一神と、その神が作り出した五大神の姿が見られます。
 これらの五大神は、現在存在する5つの連合国の基礎を表しています。
 古代アルカディアでは、平和な時代を祝福し、神々に感謝の祈りを捧げていました。
 創造主は己の力を5つに分け、世界を調和させるために、五大神に与えたのです。
  • 火と意志の神、ハケン
  • 光と信仰の神、イエバ
  • 闇と沈黙の神、アゼル
  • 自然と循環の神、シール
  • 月と夢の神、ミア
最終的に創造主は消失し、二度と現れることはありませんでした。
 しかし五大神の祝福の下、大陸は平和な時代を生き抜きました。


EP0-1-146《セカンドチャンス/Second Chance》
「神よ、あなたに人生を捧げます! どうかもう一度お慈悲を……!」
 神は便利だ。

■神々との戦争とその消失
 長い繁栄と恵まれた時間ののち、人々はいつしか怠惰で傲慢になりました。
 道徳は破壊され、無限の欲は最終的に神々との戦争へと大陸を導きました。

 人間の中には、かつて五大神によって大陸アルカディアへの入植を拒否された、異次元の異香を持つ神々に縋る者もおりました。
 彼らの助けを借りて、人々は最初の戦争を始めました。混乱に陥ったアルカディアは、大陸を二分されました。すなわち、神々の領域と悪の帝国です。
 数世紀にわたる戦争と混乱ののちに、五大神は悪を追い払うことに成功しましたが、同時に神々も消失しました。
 以後、この事件は「神々の消失」と呼ばれることになります。

■定命の年齢
 最初の大陸間戦争ののちに変化したのは、神々の消失だけではありませんでした。
 戦争のために邪悪な異次元から来た奇妙な生き物や、神々によって作成された奇妙な生き物は、大陸アルカディア全体に広がっていたのです。
 アルカディアは、もはや人間のみのための大陸ではなくなっていたのです。

 神の子どもである人々は、神々の後釜として、己らを代表とし、五大神を背景とする5つの組織を作り上げました。
 組織内の人間と他の生物が混在するすべての連合は、時間をかけて独自の特性を形成していくのでした。


EP0-1-031《士気上昇/Inspire the Moral》
「敵のリーダーの首はこれだ! さぁ、残りを片付けて祝杯といこうや!」

■神々の消失とその残滓
 大陸の神々の消失したのち、アルカディアはもはや祝福と富の場所ではありませんでした。
 しかし、神々の力は完全に消えていなかったのです。

 消失した神々はその残滓を残し、各連合国を庇護しています。
 この残滓には神々の意志と力が秘められていますが、時間によって徐々に消耗しつつあります。
 もはや神々と乖離したその残滓は、致命的なほど強大です。

 また、神々とは異なる残滓もあります。
 神々の消失時には、彼らの力は無数の破片に分割されました。これらは「神々の破片」(シャード)と呼ばれています。
 その破片は、未だ神になっていない時代の英雄や亜神たち(プレイヤー)により、使用することができます。
 彼らは神々の力を復活させるために、これらの破片を使用します。

■大陸戦争
 大陸の歴史は国家間の度重なる戦争と緊張の繰り返しでした。

 その中で規模が大きく暴力的な戦争は、大陸間戦争と呼ばれています。
 最も巨大だったのは、10年前の第三大陸間戦争でした。 

 邪悪なる魔王《ベリアル/Belial》が率いるカイデロンと、それに対抗する他のすべての勢力が衝突したこの第三大陸間戦争。
 各国の英雄は同盟を締結し、《ベリアル/Belial》に対抗するために共に闘いました。

 最終的に《ベリアル/Belial》は劣勢になり、敗北を認め、戦争は終わりました。
 しかし大陸アルカディアはこの戦争の結果として、完全に破壊されてしまいました。
 こうして各国の同盟によって再び訪れた平和な時代でしたが、荒廃した大陸は資源の不足に苦しむことになったのです。


EP0-1-056《堕天使/Fallen Angel》
神の下に戻ることを拒否した翼には、かつての栄光も豊かな未来もありえない。



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