《上杉謙信》。

 この戦国期の武将がラストクロニクルに登場する、しかも青に他の召喚英雄がおらず、どうやらSRらしい。
 この事実を知ったとき、誰もが思っただろう。

 この《上杉謙信》はCR版で女体化するに違いない、と……!

 蓋を開けてみればそんなことはまったくなく、ぽつねんとSRが1枚あった。

 いやべつに女体化が好きだとかそういうわけではなく、むしろ硬派でいいんじゃないですかね……、うん、うん……! という具合なのだが、《上杉謙信》=女性説というのは荒唐無稽ながらも定番ネタで、言ってみれば廃病院の怪談のようなもので、折角だから採用しておいても良かったんじゃないかな……、うん……、ね? という次第である。

 いきなりテンションが下がったわけだが、今回は《上杉謙信》を用いたデッキです。




Chronicle Notes (Sigsさんのブロマガ)
→第8弾 天空編Ⅱ
http://ch.nicovideo.jp/sig_amaoto/blomaga/ar778282

 今回も例によって公式ではまだ出ていない

  • 《流氷の調べ パルセ》
  • 《凍神龍 オルバーン》

の画像はこちらからお借りしています。



 最初にカードのテキストを見てみると、3マナダブルシンボルのレベル2CA3ユニットとしては標準的な2500+500/2+1というサイズですが、ふたつのアビリティはどちらも前例に無いものとなります。

 下のアビリティは、いわゆる「敵に塩を送る」をアビリティ化したデメリット効果で、相手の手札枚数そのものは増えないものの、選択肢を増やすことになります。
 もし相手が《蒼眞の伝令》や《第三界の波濤巫女 エン・ハ》CBを用いていれば、その積み込みを崩すことができますが、まぁそんなことはそうそう都合良く起こらないわけで。

 そんなデメリット効果も霞むのが上のアビリティ。
 単純に書き下せば「デッキに【忍者】のユニットがある限り、戦場を経由して捨て札置き場に行っても戻ってくる」ということ。

 単純に(半永久的に)生き残れるユニットとしても面白いこのユニットですが、最大の特徴としてはデッキが減る以外の損が無いということ。
 残念ながら【忍者】は除外されるため、捨て札肥やしには使えませんが、コストを要さない犠牲効果と合わせると、デッキから【忍者】が無くなるまで効果を使えます

 たとえば《夜と血の申し子》で何度も犠牲にしてATKを上げる。

 たとえば《紫式部》を何度も起こしてATKを上げる。

 たとえば《アルバネスの戦士酒場》効果を何度も誘発させる。

 たとえば《昇神の地霊聖廟》を1体で準備完了。

 とまぁ、いろいろと夢のような効果があるカードなのです。
 素晴らしいのは上述のように目に見える損が薄いので、途中でコンボが途切れたとしてもデメリットが薄い。
 代わりのデメリットとしては、少なくとも天空では色が縛られることが挙げられます。

 現状の【忍者】は、

  • 天空
    • 《服部半蔵》
    • 《マスターシノビ ヒバナ》
    • 《万術忍 ギンカ》
    • 《ヤルハンの飛び影》
    • 《紅蓮魂の手裏剣使い》
  • クラシック
    • 《蒼眞の浮き草巫女》
    • 《シャドウスイーパー》
    • 《蒼眞の刻読み》
    • 《ミスラムの暗器兵》

 というわけで、天空構築では紫にしか【忍者】がいないため、確定で青紫。
 ということで、とりあえずは素直に青紫で組んでみようという最初の《上杉謙信》デッキ。

■青紫軒猿忍法帖〜また謙信公が死んでおられるぞ!〜
ユニット - 35

時代コスト名称POWATKCA枚数
1
1
吹雪の姫神
1000
1
1
B
2/3
1
2
木枯らしの氷結士
500
1
3
3/3
1
2
青氷の神軍師
ミュシカ
2000
+500
2
2
2/3
1
2
極海の宝声
アイネ
2000
2
2
B
2/3
2
3
上杉謙信
2500
+500
2
+1
2
3/3
2
3
幻惑のセイレーン
2500
2
2
2/3
2
4
セイレーンの使い
2500
2
2
B
2/3
2
5
流水の調べ
パルセ
3000
2
2
2/3
3
4
知恵深き大白毛
3000
2
3
H
2/3
3
6
凍神龍
オルバーン
3500
3
2
2/3
1
2
紫都の炎術道士
2000
2
3
3/3
2
3
マスターシノビ
ヒバナ
2500
+500
2
2
2/3
2
5
万術忍
ギンカ
3000
2
2
2/3
3
4
ヤルハンの飛び影
3500
3
2
B
2/3
3
5
紅蓮魂の手裏剣使い
3000
3
2
2/3
4
5
ファフニール
5000
5
2
2/3

スペル - 14

時代コスト名称CA枚数
1-2
3-4
1
大極風
3
3/3
1-4
2
青明の時探り
2
H
1/3
1-4
3
魅惑の唄
3
2/3
1-2
3-4
4
海難
2
1/3
1-4
1
闘竜気法
2
3/3
1-2
3-4
2
閃きの火花
3
2/3
1-4
3
魂爆弾
2
2/3

ヒストリー - 0

ストラクチャ - 1

時代コスト名称CA枚数
1-4
4
氷河谷の要衝
覇風塞
2
1/3

 コンボを重視するのではなく、ミッドレンジに《上杉謙信》を加えたデッキになりました。
 なので【忍者】の数は8枚とけして多くは無く、序盤にダブルシンボルが厳しそうな《服部半蔵》は除外してあります。

 基本的に《上杉謙信》公が相打ちを恐れずに吶喊していくデッキ。
 相打ちになった? バットリで返り討ちにされた? 除去された?

 問題ありますまい、《上杉謙信》公は不死の忍者でありますれば。殺されたのがあなたで良かった……!

 犠牲効果としては《ファフニール》を採用していて、青紫というカラーでは何度も犠牲効果が使える貴重なユニットです。


 黒の《バステト》や《夜と血の申し子》に比べると、本体が重く、しかも犠牲効果にコストがかかるという大いなる問題点があるものの、黒の犠牲効果と違って焼きに使えるのは【忍者】ともいちおう噛み合って焼ける。陽炎よ、熱くなっているではないか。

 《上杉謙信》用の【忍者】ユニット郡は主に『速攻』を持っているユニットたちで、基本的にはそれ以上の強みは無く。所詮は下忍よ。

 ただ《ヤルハンの飛び影》を除いたユニットたちは何らかの手法で小さなダメージを発生させられるので、《上杉謙信》がサイズの大きいユニットと相打ちしやすく、また《ファフニール》の効果で焼くときのプラス材料にもなりうる。

 《上杉謙信》と相性が良いのではないかと考えているのがSCで、第2弾で登場した2枚のSC、《流水の調べ パルセ》と《凍神龍 オルバーン》を採用しています。

 《流水の調べ パルセ》は手札に【忍者】がだぶついてしまったときにデッキボトムに仕込めるうえ、《上杉謙信》をSCの踏み台にすると2マナで3000/2を配置しながら1ドローできるという素敵さ。
 この便利さは如月左衛門にも勝るとも劣りません。あっ、これ甲賀者だ。


 《凍神龍 オルバーン》はいろんなカードに刺さりそうな効果を持ちます。

 SC元が『結合』持ちというのは6マナと重く、2ターンに分けてSCすると考えると最初に出しておいた『結合』持ちユニットがパワーが低いため焼かれやすそうなものですが、《吹雪の姫神》を付けてSCするならいろんな問題点が吹き飛びます。

 《上杉謙信》がいる状態でSCの踏み台にするためには、1マナで《吹雪の姫神》をつけて《凍神龍 オルバーン》が3マナ支払う必要があるので合計4マナですが、種類を問わずパーマネントのボトム送りは魅力的です。

 この便利さはといえば、そう、如月左衛門……、ってまたか! もう兄さまだけでいいよ!


 《厳冬将 ヴィクトー》は、3マナなうえ《青氷の神軍師 ミュシカ》でも併用しない限りはインスタントタイミングで出てこないため、同時に焼かれたりはしない……、はず。出て来たらおのれぇ朧! おのれぇ弦之助ぇ! 階段の下に隠れておるぞ!

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