日誌/ラスクロ、白紫粛清天使・改in3周年記念(クラシック)
→前回の続きで、ラスクロ三周年記念イベントのクラシック編です。
そういえばイベントに合わせてポイントとデッキケース(2ポイント)を交換してもらおうと思っていたのですが、バインダー見てみると1ポイントしかありませんでした。うーむ、残念。ちなみにコレ伏線1なので覚えておいていただきたい。冒頭に無理矢理ねじ込む話でもないが。
魔境クラシック。さてどんなデッキを持ち込もうかと考えて、白紫で《ト・ア》で《八岐大蛇》とか紫の重いのをトップに仕込めば《ティアマト》効果で踏み倒せるぜ! しかも《ト・ア》の回復効果で《ティアマト》の効果をもう一度使えるぜ! しゅごい! これしゅごいよぉ! さすが《ゼルバル》の娘さん! というデッキを考えていたんですがさすがに人類にはまだ早かったようで形にならず。そういえばいつまでも交換してなかったラスクロのポイント、どうせスリーブとかプレイマットが来ても使わないんだし今度のイベントのときにデッキケースと交換しておこう(覚書)。— ブリキの (@buri_kino) 2016年9月13日
じゃあ何を持ち込むかというと、まずコンセプトは決定していて「《堕魂の守護天使 ネレオザ》を使うデッキ」。
白の【堕魂者】、それは天空4で颯爽と登場しながらも《堕魂術の大魔謀 アルゴー》とそれに合致する色のユニットしか使われない、悲哀のカテゴリだったわけですが、天空4の天空構築でも、その後のクラシック構築でも細々と使用しておりました。な、なんかこう、お、堕ちたて、天使とか好きだからっ! ら、ラジアさんとか好きだからっ!
これまで作ってきた《ネレオザ》さんデッキの方向性は概ね3種類で、
- 速攻
- テンポ
- 《雷皇の大粛清》
[1]は非常にわかりやすくて、《ネレオザ》と出てきた【堕魂者】の打点が最低8点なことを利用した速攻。
例:→崑崙の鷹
欠点は素早い行動が必要なコンボデッキなので、噛み合わないことが多いうえに手札消費が激しく、いまいち動けないことが多いこと。
[2]は天空4の天空構築で使っていたデッキで、当時は白青のクロックパーミッションみたいなのを使っていたときにおまけみたいに組み込んでいたのでした。
例:→極海の鷹
基本的にはバウンスや凍結でテンポを取り、最後に《ネレオザ》で押さえつける型。また天空4は《深淵の黒雷》などの全体除去が豊富だったため、一度全体除去を喰らってもリカバリしやすいのではないか、という採用でした。
とはいえこの形は陽光から軽いコストのユニットが増え、バウンスやSS凍結でそこまでテンポが取れなくなったのがちょっと微妙か。勝てるときは相手に何もさせずに4手目くらいで勝てた(つまり《ネレオザ》が出ない)のですが。
[3]は何言っとるねんおう頭おかしいのかワレと思うかもしれませんが、《ネレオザ》がいれば【堕魂者】が容易に3000サイズになれることを利用して《雷皇の大粛清》によるボードコントロールを狙うデッキ。
例:→粛清天使
使っていたのは天空4~陽光1あたりのクラシックだったような気がする。当時環境を席巻していた黒単や青紫がヒストリーの対策ができず、さらに2500帯が多いことを狙ってのローグデッキだったのでした。ちなみに上の例では[1]のように踏み倒して《ネレオザ》というギミックも追加してありました。
ちなみに先日の最終ラスオンデイリーでも《雷皇の大粛清》は使用。
その中で今回選んだのが[3]の型。
ただスーサイドがあるうえ遅いユニットが多いわけではないので、コントロールというほどには遅い展開が得意ではないため、ミッドレンジに寄せた形にし、《諸葛亮》で《ネレオザ》を出すというギミックも保持してこんなかんじに。
2《砂エルフの偵察兵》C 3《ネレオザの堕魂司祭》C 3《ネレオザの堕魂飛兵》C 2《万巻の歴史家 ロディチ》 3《堕魂の守護天使 ネレオザ》 2《諸葛亮》 2《砂エルフの射手隊》 2《光継の神龍王 ラ・ズー》 2《メルアン式光波砲》C 2《龍王の厄災日》
-白(24)-
C: CA3 L: レガシー | 2《インドラ》 3《立花誾千代》 2《万術忍 ギンカ》 2《風火の青竜》 3《紫炎帝 リクゴウ》L 2《八岐大蛇》 3《サンダーショット》C 3《紫炎流壁》C 2《神牙の竜槍》 2《雷皇の大粛清》 1《猛火の軍船 紫竜号》 -紫(26)- |
【堕魂者】+《諸葛亮》+《雷皇の大粛清》という酷く歪な形に。
【堕魂者】のチョイスについては特に説明するほどのところはなく白から選んできただけ。基本的には《堕魂の守護天使 ネレオザ》で配置するので、2マナの【堕魂者】が手札に集まっていた場合はマリガン推奨……なのだけれどもほかにまともな2マナがいないので1枚くらいは欲しいというお悩み。
基本サイズは2000/2だけれども、《ネレオザ》がいれば2500/3、ライフ10以下ならさらに3000/3。しかも基本的に選ぶアビリティは効かず、ワイプや凍結効果も無効化できるという素敵さ。ただしライフはガリガリ削れる。
全体除去耐性に関しては、《ネレオザ》がいる状態なら2000までは落ちず、あんまりないけど紫のスペルを組み合わせた2500も問題ない。ただし《深淵の黒雷》などによる3000になると時代3でライフ10以下の《ネレオザ》以外は落ちてしまい、《完全なる眠り》でも同上。まぁ3500/3が1体残るだけでも悪くはない、と考えるべきか。
《諸葛亮》で出したいユニットは、相手のデッキタイプがわからないとして仕込む優先順位は上から、
- 《ネレオザ》
- 《八岐大蛇》
- 《光継の神龍王 ラ・ズー》
- 《風火の青竜》
《ネレオザ》は言わずもがなで最大3手目で3000サイズx3によるアビリティやワイプを無効化できる8点が並ぶ。スーサイドするけど相手がオーラ持ちでない限りは防御要員として使えるので押されているときでもある程度意味がある。
《八岐大蛇》も同じく8点。ただしレベル3なので《ネレオザ》とは違い時代2では殴れない。
《ラ・ズー》は単純に全体除去。以前は【ドラゴン】で《八岐大蛇》のSC元になれるということで《始祖龍の初孫 ラ・ズー》を使っていましたが、早い時代で殴れることとCAを優先してこちらに。
《風火の青竜》は単体ではそれほどですが、手札に来てしまった《八岐大蛇》をSCさせられるので。
《諸葛亮》の補助としては《砂エルフの偵察兵》を採用。打点があるということで《探光隊の紅一点》と迷いましたが、最終的にはCAを優先させてこちらに。
その他のユニットは《雷皇の大粛清》で落ちない《インドラ》や、回避できる《立花誾千代》を採用。
犠牲になってしまいがちな《雷皇の大粛清》のために《万巻の歴史家 ロディチ》も忘れずに。
ちょっと悩んだのはヒストリー/ストラクチャ対策で、1枚で両方対処できCA3である《メルアン式光波砲》か、CA2だけれどテンポを損なわない《火剣の大天使》+《チェシャ猫》か、でした。
最終的には枚数がこれ以上枠を取れないということで《メルアン式光波砲》で決定。
ところで《諸葛亮》が2枚なのですが、これは単純に2枚しか持っていなかったため。
一週間くらい前に足りないカードがないかどうか調べて、陽光構築のぶんは買っておいたのですが、いやぁまさか陽光1のカードも足りていないとは。陽光で使うために《ヴェガの戦龍乗り》を買った時点で気付くべきだった。
→前回のイベントでも似たようなことをやらかしたわけですが、今回はそのカードがまったくないわけではなく、2枚しかないだけ。つまりその2枚を引けばいいや、ということで《諸葛亮》は2枚で我慢(*伏線2)。
というわけで完成したクラシックデッキだったのですが、→陽光での説明のとおり、三周年イベント当日はなぜか陽光で勝ててしまったために陽光ばっかりやっていたらランダム対戦の時間がもうすぐ終了というところになってしまう。ギリギリ滑り込みで最後の一戦をクラシックで開始。諸葛亮デッキなのに諸葛亮が3枚なかった。まぁ2枚あるので今回はなんとかなる。— ブリキの (@buri_kino) 2016年9月24日
クラシックは時間の都合で1回しかできなかったので詳細に。
対白黒青コントロール 先○
ダイス4で負けたかなーと思いきや相手が1で「ありがとうございます^^」でスタート:)
初手が《ネレオザの堕魂飛兵》x2でサーチが不便になりそうな手札だったのでマリガン決定。幸い《堕魂の守護天使 ネレオザ》があったため、これをボトムに仕込むと、マリガンの手札で2手目のユニットと《諸葛亮》が揃った素晴らしい手札。
初手はどちらも動きがないまま、こちら2手目《ネレオザの堕魂司祭》が出た(同時に2手目CCで3枚目の《ネレオザの堕魂飛兵》が捲れた)ところで相手が「堕魂者……?」と
相手は《ノアの箱舟》でコントロール確定。
3手目、時代1ではあまり積極的に動けず【アリス】系統を警戒して《インドラ》を配置。相手のアビリティ無効化できる《ネレオザの堕魂司祭》も含めて【アリス】にはかなり強い。
とはいえまだ《ネレオザの堕魂司祭》でしか殴れない。相手は《ヒーロー》出しながら発展。
4手目はこちらも発展し、しかも《万巻の歴史家 ロディチ》が手札にある状態で《雷皇の大粛清》がCCで捲れたため捨て札置き場に置けるという素晴らしいCC。しかし相手がコントロールなのであまり《雷皇の大粛清》は活きなさそう。
残念ながら手札にそれほど積極的な動きができるユニットがおらず、《インドラ》を強化して殴ることもできないので、《ヒーロー》の前でそのまま待機。
すると相手の4手目で《ヒーロー》が殴ってくる。いぇいいぇいと思いながら《諸葛亮》! ドヤ顔で「何もないなら《ネレオザ》が出ます」とボトムに仕込んだ《ネレオザ》が出るまえに宣言。
「なるほど、それで《インドラ》が5000/4になるわけですね」と相手にいわれてようやく《ヒーロー》返り討ちにできることに気付く。《諸葛亮》で《ネレオザ》出せることが嬉しくてぜんぜん気付いてなかったぜ……!
というわけで《インドラ》で《ヒーロー》を返り討ちにしながら相手の場は《ノアの箱舟》のみ、こちらの場は《ネレオザの堕魂司祭》、《ネレオザの堕魂司祭》、《ネレオザの堕魂飛兵》、《諸葛亮》、《インドラ》、《ネレオザ》と異常に充実。こ、これは!
とても楽しい展開だけれども、相手のSSが白白含む4マナなわけで、《龍王の厄災日》出されると非常に不味い。いや、どうせ《インドラ》は戻れるしあとは《諸葛亮》から出したユニットだから枚数的な損失は小さいのだけれども、せっかく出したのに、出したのに!
幸い全体除去はなく、《蒼剣白華 イズルハ》が出てきたのでその刃を《ネレオザの堕魂飛兵》でかわす。ほーら、【堕魂者】ほど環境に合ったカテゴリがあるだろうか?
5手目の自ターンどこどこ殴り、ブロッカーに回った《イズルハ》相手には【堕魂者】効果でさらにライフを10点まで減らして3000/3になった《ネレオザの堕魂飛兵》で相討ち。12点が通り、相手の返す手がなくgg。
というわけでまさかと思うレベルの回りと相手が全体除去持っていなかったため勝ち。
ほんとに《諸葛亮》で《ネレオザ》出せるとは思っていなかったぜ。ただ《雷皇の大粛清》デッキだったのに特にそれ系の動きはなく、もう少し早い方向で寄せたほうがいいのかなー、とは思いました。あとやっぱり白紫なら《メルアン式光波砲》よりは《火剣の大天使》と《チェシャ猫》のほうが良い気がする。色だけである程度プレッシャーはかけられるとはいえ、《ノアの方舟》は怖すぎる。
また、やっぱり全体除去対策は欲しい。いちおう《立花誾千代》や《インドラ》で全体除去を喰らっても極端には後続の手を失わないようにはしているつもりなのだけれども、青で《静寂のハンドベル》とか絡めたほうが素直なわけで……。まぁここは要検討。《諸葛亮》用に《源義経》とかも楽しいかもな、と《ヒーロー》見ながら思いました。
あとは《ト・ア》+《ティアマト》ももうちょっと検討したい。
時間切れになったためアンケート書いてスタンプ交換で籤。
まず勝ち7負け1で22ポイントあったため、20ポイントオーバーしたことからおまけの《諸葛亮》がもらえた。こ、これはっ、1枚足りなかったはずの《諸葛亮》がちょうど3枚にっ!(伏線2の消化)
さらにアンケートぶんも含めて5回籤を引く。結果、残念賞x2、D賞x2、C賞。
残念賞は古いPRでD賞はパック。パックからは3枚持っていなかった《氷の女王 ヴァルニカ》と《翔光の聖急使 エル・ニーサ》、《風雷烈槍 ラウニス》が出てそれだけで嬉しいのですが、C賞はトレジャーセット。こ、これはっ、1ポイント足りずに交換できなかったはずのデッキケース(白)がっ!(伏線1の消化)
というわけで伏線も綺麗に回収した三周年。
いつもだと1-7とかなので籤も3回くらいしか引けず、20ポイントオーバーの特典も貰えなかったわけで、今回はゲームもその他も手が光って良かったなぁと思ったきょうのわんこなのでした。
0 件のコメント:
コメントを投稿