『真ッ赤の太陽』制作録 完成に向けて編
今月はそろそろ『真ッ赤の太陽』が完成しそうだったので『霜夜ゆく 犬と狼の間』はお休みで『太陽』メインです。
さて、推理小説アドベンチャーの本作、やっと完成が見えてきました。開始は5-6月くらい……だったっけ、と考えるとまぁ悪くないペース。
ざっくり完成までに必要なものを挙げると、
・システム → ほぼ完成。ただし推理モードとエンディング、推理ログだけがまだ
本作は推理「小説」アドベンチャーと銘打っており、選択肢で話が分岐したり、ゲームオーバーになったりということはありません。というか選択肢がありません。
可能なのは任意のタイミングでトリガーを引いて情報を得、そこから推理することがだけです。そしてこの部分は完成しています。
ただし、例外として最後の推理モードがあり、ここではそれまで集めた情報から選択肢で議論を進めていきます。ざっくり3つの謎に対して3回くらい正解を選べば良いかんじですが、間違えても推理は続きます。ざっくり言うと(評判の悪い)『真・流行り神』のライアーズアートが近いかも……? 失敗しても話が続くライアーズアートみたいな。
ここがまだなのですが、(選択肢のフローが複雑なだけでシステムそのものは)そう複雑なものではないのでさっさと完成させたいところ。
「どういう推理をしたのか?」というのを出す推理ログも作りたいのですが、そっちもまだなのでこちらも並行して。
・テキスト → ベースは最初から完成済み。メイン会話は一度変更を経て半分くらい。ノートとカットはまだ。推理部分もまだ
本作は同タイトルの小説が元になっており、流れはほぼ変わらないためベース部分は最初から完成済みです。
ただ若干流れが入れ変わったり、新たに追加するところがあったり、と言う部分があって、そういったところはおおむね修正済み。
トリガーを引いて得られる情報(ノート)や、特定のトリガーを引いていると得られる追加情報(カット)は当然ながらもともとの小説では存在しなかったため追記が必要な部分で、これらはノートについてはおおむね構成はできているもののテキスト自体はまだ半分ほど。カットは構成からまだな部分が半分ほど、といったところ。
推理部分も、もともとはひとつの推理しかなかったため、分岐部分が不十分。こちらもテキスト自体はまだだけど、構成はほぼOKといったところ。
・イラスト → ほぼOK
『山が笑えば』と同じく荒野さんにお願いしているイラストはほぼ納品済み。残りはクリア後の一枚絵と資料集の表紙だけ。
・UI・最適化 → だいたいOK
とりあえず最低限はOK……のはず。SEとかも入っている。
ただ真面目にテスト始めるといろいろと気になるところも出てくると予想。
極端に重いところは出ないように作ってはいるが、細かいところで最適化が不十分なところはありそうなのでこれもおいおい。
・ムービー → ゲームには必要ないけどまだ
今回はOPはないので要らないのだが、宣伝用のOPは作っておきたい。とはいえネタがまだないので悩ましい。なんか天球の回転について、的な方向で考えてはいるのだが。
・資料集 → まだ
いつもは一ヶ月遅れくらいで出している資料集ですが、今回はシステム的にそんなにない&元が小説なので裏設定とか小説がないので比較的薄めになる予定で、できれば早めに出したいなーと思っている。可能なら同時。
前回pythonで作った仕様があるので、それを応用してできないかなーと思っています。
といったところ……? こうやって書き出すと「もうすぐ完成」というほどではないな……!? まぁいいや。
何かマズい自体が起きなければ年内には発売できるはず、と思いたい。作中でも時期が10-11月くらいなのでちょうど良いくらいですね。
マズいというほどではないのですが、今月は引っ越しがあるのでだいぶん時間取られそう。
環境変化があるので猫が慣れるまでが心配です。
鼻セレブ祝はたち だそうです。
0 件のコメント:
コメントを投稿