The Job

Si
Lv. 31
S/P/E/C/I/A/L=6/10/4/6/4/9/1
Trait: Fast Shot, Wild Wasteland
Tag: Guns, Repair, Survival
Skill:
[S]: M.Weapon=50
[P]: E.Weapon=30, Explosives=30, Lockpick=100
[E]: Survival=80, Unarmed=20
[C]: Barter=80, Speech=40
[I]: Medicine=30, Repair=100, Science=21
[A]: Guns=100, Sneak=80
Perk:
[P]: Sniper
[E]: Walker Instinct
[I]: Comprehension, Educated, Hand Loader, Jury Rigging
[A]: Cowboy, Nerves of Steel, Quick Draw, Rapid Reload, Run'n Gun
[Others]: Confirmed Bachelor, Finesse, Gunslinger, Lady Killer
[Implants]: Agility Implant, Endurance Implant, Monocyte Breeder, Sub-Dermal Armor
Equipment: Lucky, Mysterious Magnum, Ranger Sequoia, Sniper Rifle, Riot Gear, Riot Gear Helmet
Kuto
Lv. 41
S/P/E/C/I/A/L=3/6/3/10/4/7/9
Trait: Good Natured, Looser Cannon
Tag: Speech, Barter, Explosives
Skill:
[S]: M.Weapon=39
[P]: E.Weapon=35, Explosives=100, Lockpick=100
[E]: Survival=90, Unarmed=35
[C]: Barter=100, Speech=100
[I]: Medicine=60, Repair=50, Science=50
[A]: Guns=35, Sneak=98
Perk:
[S]: Weapon Handling
[P]: Mad Bomber, Splash Damage
[E]: Travel Light, Tribal Wisdom
[C]: Ferocious Loyalty
[I]: Demolition Expert, Educated, Hit the Deck
[A]: Mister Sandman, Silent Running
[L]: Better Criticals, Mysterious Stranger
[Others]: Black Widow, Cherchez La Femme, Explorer, Intense Training, Spray'n Pray
[Implants]: Luck Implant, Monocyte Breeder, Sub-Dermal Armor
[OWB] Brainless, Cardiac Arrest, Reinforced Spine
Equipment: A Light Shining in Darkness, H&H Tools Nail Gan, US Army Combat Armor

『きみを確認した。よく辿り着いた』
 歌い過ぎて喉が枯れたかのようなしわがれた男の声が、ED-Eとかいう、Kutoが以前に連れていたのに似たEybotから聞こえてきたのは、DivideのHopeville Silo Bunkerを抜け、薄暗い地下から赤い風の吹く地上へ出たときだった。


「このっ」
 Kutoは声を無視して手を伸ばし、Eybotから奪われた銃を取り返そうとするが、あと数センチのところで浮き上がり、奪取の手を避ける。

『慌てるな、Kuto。まだ先は長い』
「あんた、誰です」
 自分の名が呼ばれたことに驚いたのだろう、Kutoは身構えてEybotに向き直る。
 そのEybotは、旧式なのか、道中でも何度か過去の音声を再生していた。しかし今回の音声は、再生された過去の記録などではない。Kutoの名を呼んだ上、会話を行っている。リアルタイムで通信しているのだ。
『判らないか?』
「だから訊いているんでしょう」
妖精の足取りを知っているという手紙を受け取った。おまえがUlysses
 とSiはKutoとEybotの間に割り込んだ。
 そもそもこの10年、戦いから遠ざかっていたSiがこのDivideにやって来たのは、一通の手紙を受け取ったのが始まりだった。Mojave Expressの配達員が届けた手紙は差出人はなく、おまけに宛名もなかった。
「あんたくらいの背格好の牧師に渡してくれって……。そういうわけで、受領を」
 と若い配達員は言ったものだ。まったく、いいかげんな手紙であったが、中に書かれていた内容はSiにとっては重要なものだった。10年前に別れた妖精のことが知りたければ、このDivideに来いと記述されていた。疑う余裕も理由もなく、SiはDivideにやって来て、そしてKutoと再会した。

『双頭の熊に力を貸してきたRangerか』
 とEybotがSiを向く。
『そうだ。そういう名で、おまえを呼び出した………。だがおまえには興味がない。どけ。彼女とおれの間に立つな』
「その口振り……、てめぇ、Caesar's Legionの残党か
そんなのとは一緒にしてくれるな。LegionやNCRなんぞといった、10年前の戦いで没落した集団に興味はない。双頭の熊のそれぞれの頭は、別々の道を行こうとする。だが違う道を行こうとしている限りは、どこにも行けやしない。おまえの所属するNCRとは、そんな集団だ』
「おれはもうNCRじゃない」
『そんなことはどうでもいい。おまえのことは、本当にどうでも良いんだ。Kutoを誘き寄せるための、単なる餌だからな。彼女がおまえを探していると耳にしたから、おまえを呼び出しただけだ』

 つまり、嘘を吐いてSiを呼び出したということか。しかも、Sumikaのことを引き合いにして。
 Siはホルスターから銃を抜いた。撃鉄を引き、引き金を引くその刹那、銃口を覆ったのはKutoの手だった。
「待ってください!」
「おまえの手ごと撃つぞ」
「お願いします、撃たないで……」とKutoがSiの腕に縋りつく。「あの銃は、ほんとに大事なものなんです。わたしと……、あなたの友だちにとって」

 SiはKutoを見下ろす。彼女の姿は、10年前とほとんど変わっていないように感じられた。どころか、若返っているようにも見えて、十代か二十代にしか見えない。単に若作りというのではなく、その吸い付くような肌も、若さが感じられるものだった。
 ホルスターに銃を収めてから、SiはKutoから一歩離れた。

 ほっとした様子でKutoは一度頷き、Eybotに向きなおる。
「あなたはわたしのことを知っているようですが、わたしはあなたの声は聞いた覚えがないんですが」

Challenge: PER≧6→SUCCEEDED (Kuto)

『それはそうだろう。会話など交わしたこともないからな。だが、直に顔を突き合わせていなくても、その軌跡で言葉を交わすということはあるものだ』Ulyssesは薄く笑った。『おれはKuto、おまえと同じ道を歩いてきた。おまえを知るために。おまえの故郷にも行ってきた……。おまえの家にも。おまえが産まれた場所とは違うかもしれないが、おまえが帰るために残してある場所だ。そうだろう?』
 KutoはEybotを睨んだまま、唇を噛んで答えない。
 よく考えれば、この女のことを何も知らないな、とSiは思った。彼女と関わりがあったのは10年前のMojaveでNCRとCaesar's Legionが派遣を争った事件のときだけで、しかも実際に彼女と同じ場所で同じ時間を共有したのは、僅かだ。だから知らなくても仕方がないのだが、この根無し草に見える女性にも帰る家があると聞いて、ふと彼女の正体が気になった。
Divideはおまえのおかげで強くなった。Divideの生命たちが、Kuto、おまえを殺そうとするだろう。Divideの風に刻印された者たちが』Ulyssesは喋り続けていた。『Kuto、待っているぞ。おれの元までやって来い。そのためにはおれたちの間を邪魔するものを爆破するための起爆装置が必要だ。このEybotについていけば、手に入るだろう。その前に、そうら、やって来たぞ、Divideの洗礼が。Marked Manが。死なないでおれのもとへと辿り着いてくれよ、Kuto』

 ぷつんとEybotによる通信が切れ、次に軽やかな電子音が鳴らされた。聞き覚えがある。敵対反応を示すものだろう。
 Siは銃を抜いた。ここのところ、変異生物相手にしか使わなかった、しかし手入れは欠かさないでおいたRanger Sequoiaを。
 バラックから飛び出してきたのは人間のように見えた。Siは、迷わず撃った。理由は4つ。武器を持っていた。Eybotが警戒反応を示していた。Ulyssesの言葉があった。そして、飛び出してきた人影には見覚えがあった。

Trait: Fast Shot (射撃速度上昇; Si)
Perk: Sniper (頭部への命中率上昇; Si)
Perk: Cowboy (回転式拳銃の威力上昇; Si)
Perk: Quick Draw (抜き撃ちの速度上昇; Si)
Perk: Confirmed Bachelor (男性への威力上昇; Si)



 頭を撃たれて倒れ伏した死体に近づく。それは全身の皮を剥がれたかのような、Ghoulに近いがどこか違う、奇妙な赤い生物だった。
「この人……、サイロの中で死んでた人たちと同じですね」
 とKutoも近づいてきて言った。Siは頷いて返す。


 どうやらこの人間は、Ghoulとはまた違った形で変異したらしい。Marked ManとUlyssesは言っていたか。
「銃声を聞かれたな。さっさと移動するぞ」
 Siは薬莢を拾ってから、移動しつつあるEyebotの後を追いかける。
「牧師さま」とKutoもついてくる。「一緒に来てくださるんですか?」
「どういう意味だ」
「いや……、あの、Eybotを追いかける理由がないんじゃないかな、と」
「理由はある」
 Sumikaのことを利用された。それだけで、SiはUlyssesという男に銃口を突きつけてやりたくなった。


Discovered: Marked Men Camp

 Eybotが目指したのは、Marked Manたちの住居となっているらしい、旧世界の集合住宅の屋上だった。
 見張りをしていたらしいMarked Manは、SiがLuckyとMysterious Magnumで片付けた。


「これですかね」
 と軍用補給物資の中を漁っていたKutoが銃のような形状のものを引っ張り出した。どうやらこれで正しいらしく、いままで上空を旋回していたEybotが建物を降りていく。


Added: Laser Detonator

「あのUlyssesって男は、なんなんだ」
 と屋上から降りていく間に襲い掛かってきたMarked Manを撃退し終えたのち、Eybotを追いつつSiは尋ねた。


「だから、知りませんって」とKutoは唇を尖らせる。
「何か追われるような覚えもないのか?」
 とSiが問うと、答えがない。見れば、Kutoは悩ましげな表情をしていて、「あの……、思い当たることが多すぎて判らないって言ったら怒りますよね?」と言った。


 Eybotは角が丸い円錐状の物体を乗せたトラックの前で待機していた。周囲には壊れた車や瓦礫が奇跡的なバランスで積み上げられており、先へ進めそうにない。
「なんだ、こりゃ」
「これ、あれですよ、ほら……、サイロで見た」とKutoが手元のLeser Detonatorとその物体を交互に見る。「ミサイルの弾頭」
「で、その弾頭をその起爆装置で爆破しろって? 邪魔なのを吹っ飛ばすために?」
「そうなんじゃないですかね」
 SiとKutoの考えは正しいようで、ゆるゆるとEybotが弾頭から距離をとり始める。ふたりもそれに倣い、できるだけ距離を取った上でLeser Detonatorを弾頭に向けて射出。弾頭は発火し、巨大な爆発が巻き起こり、道ができた。前に進む道が。


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