日誌/剣の街の異邦人 その5
■これまでの贖罪への道
→その1
→その2
→その3
→その4
縛り:血統種の傷(血統種との戦いで死亡した場合、その死亡ぶんの生命点を療養で回復させることはできない。ただし瞬間療養・アイテム使用による回復は可)
地下死街、老人に導かれるようにして進んだ先に出現した血統種、《霊糸を渡る者、レインボー》は、こちらの隊列を乱してきた程度で、攻撃の重さも大したことは無かった。
問題はそのあとで、老人の策略によってさらに地下層まで落とされてしまった。地下死街探索中に出会ったキョウが縄梯子を伝って助けに来てくれたのだが、不意に現れた血統種、《墜ちた魔姫、ラミッタ》によって梯子が焼かれてしまった。
どうもこの巣の中心部の辺りは、《蝶の羽》が機能しないらしく、梯子が焼かれてしまうとどうしようもない。餓死だ。
キョウはそこまで深刻に考えていないのか、《墜ちた魔姫、ラミッタ》を追っていき、すぐに半泣きで戻って来た。
何があったのか訊いてみると、ドラゴンがいるので、もう無理だ、ということだった。
成る程確かにドラゴンは強いのだろう。以前に灼熱の廟で、《灼熱の大蜥蜴、ファフニーグ》と戦ったのだが、あのときは苦労した。
とはいえ今回も2、3人死ぬのを覚悟すれば倒せるだろうという楽観は無いではなかった。
恒例の都合良く現れる騎士、ドランサークがドラゴンのブレスを引きつけてくれる間に、《地の底に眠る腐龍、デスドラゴン》と《墜ちた魔姫、ラミッタ》に接近した。さすがにでかい、が、《灼熱の大蜥蜴、ファフニーグ》ほどではない気がする。
実際のところ、見かけ倒しだった。
また何人か死亡したため、人員補充もした。幸い、今のところは前回からロスト者が増えたということもない。ぼくの隊は。
ここで筆を置きたいが、もう少し書くことにする。いつこの日記を書けなくなるかわからないから。
幾つか進展があった。
まず、ヘルガから《騎士団の法印》を受け取ったことで、以前探索しようとしても迎えなかった湖の廟の奥へと進めるようになった。
問題は、《狂気の暴食獣、ベヒモス》だ。
氷結の廟の北側で待ち伏せをしていると乱入してくるこのキマイラめいた血統種は、恐るべき速さで攻撃を仕掛けてくる化け物だった。
死んだら、まだ生きている者と交換し、戦い続ける。そうした探索をずっと続けている。まるで会社のようだと思う。駄目になったら人員を交換するのだ。機械の部品交換と同じだ。ならば永遠に消えられない選ばれし者は、ずっと働き続けなければならないわけで、自分の立場を自覚すると辛い。はぁ。記録終わり。
最近Twitterで『剣の街の異邦人』のアナグラムを(個人的に)やっていました。
評:何某かのストーリーが感じられるのはよいが、「のまん」が余ったからといって「No Man」はちょっと美しくない。
評:言葉の選び方が良く、特に「違法ノンケ」とは具体的にどう違法なのか、など興味が惹かれる。しかし「~ま~」でお茶を濁すのは果たしていかがなものか。惜作。
→その1
→その2
→その3
→その4
縛り:血統種の傷(血統種との戦いで死亡した場合、その死亡ぶんの生命点を療養で回復させることはできない。ただし瞬間療養・アイテム使用による回復は可)
地下死街、老人に導かれるようにして進んだ先に出現した血統種、《霊糸を渡る者、レインボー》は、こちらの隊列を乱してきた程度で、攻撃の重さも大したことは無かった。
問題はそのあとで、老人の策略によってさらに地下層まで落とされてしまった。地下死街探索中に出会ったキョウが縄梯子を伝って助けに来てくれたのだが、不意に現れた血統種、《墜ちた魔姫、ラミッタ》によって梯子が焼かれてしまった。
どうもこの巣の中心部の辺りは、《蝶の羽》が機能しないらしく、梯子が焼かれてしまうとどうしようもない。餓死だ。
キョウはそこまで深刻に考えていないのか、《墜ちた魔姫、ラミッタ》を追っていき、すぐに半泣きで戻って来た。
何があったのか訊いてみると、ドラゴンがいるので、もう無理だ、ということだった。
成る程確かにドラゴンは強いのだろう。以前に灼熱の廟で、《灼熱の大蜥蜴、ファフニーグ》と戦ったのだが、あのときは苦労した。
《灼熱の大蜥蜴、ファフニーグ》の膂力は凄まじく、ナイトのビルでさえ猛攻を受けて死亡した。盾役が崩れたあとの攻撃は防ぎようもなく、ニンジャのトムまで死んだ。
勝てたのは幸運の賜物だったといって間違いない。盾役と攻撃補助役が死んだあとは、《十字突撃2》を繰り返すことしかできなかったのだ。士気が高かったのと、攻撃役のファイターのサロメが生き残っていたのが良かった。
とはいえ今回も2、3人死ぬのを覚悟すれば倒せるだろうという楽観は無いではなかった。
恒例の都合良く現れる騎士、ドランサークがドラゴンのブレスを引きつけてくれる間に、《地の底に眠る腐龍、デスドラゴン》と《墜ちた魔姫、ラミッタ》に接近した。さすがにでかい、が、《灼熱の大蜥蜴、ファフニーグ》ほどではない気がする。
実際のところ、見かけ倒しだった。
弓などで《墜ちた魔姫、ラミッタ》を狙いながら《魔術強化》からの《ハイキャスト》+《ファイアストーム》で丸ごと焼き払えば、あと残るのは単純な攻撃を仕掛けてくるだけの《地の底に眠る腐龍、デスドラゴン》だけだ。
その攻撃も、《灼熱の大蜥蜴、ファフニーグ》と比べれば雲泥の差で、最終的にはひとりの犠牲も出さずに勝利できてしまった。
その攻撃も、《灼熱の大蜥蜴、ファフニーグ》と比べれば雲泥の差で、最終的にはひとりの犠牲も出さずに勝利できてしまった。
そうした余裕の勝利や、ドランサークの言葉もあったのだろう、なんとか這い上がって異邦人ギルドに戻ってみれば、キョウから廃者の谷への呼び出しがあり、向かってみると奇襲を受けた。どうにも彼は自尊心が強いというか、なんというか、社会に揉まれた経験が少ないのだろう。部下にしたら苦労しそうだ。上司でも苦労するだろうが。
キョウはたぶん、強いのだろう。異邦人ギルドを引っ張ってきた人間だ。
だが後衛にいる間に《スロー》や《足止め》で回避を下げて、あとは弓や《ウェポントリック》で狙い続ければ、相手のパーティーの前衛のファイターは大したことがなく、楽なものだった。
負けたキョウは「間違っている」などと言っていたが、間違っているのはおまえの戦術だ、とこの日記には記しておきたい。
そのあとはいろいろあった。食事会だとか。疲れた。
また何人か死亡したため、人員補充もした。幸い、今のところは前回からロスト者が増えたということもない。ぼくの隊は。
- セック
- ブラックバト
- 名前 チャールズ・ボウルズ
- 職業 ダンサー
- 人種 49
- 年齢 エルフ
- 才能 豊かな教養
- 背景
- 西部開拓史時代の無法者、自称詩人ブラックバート。
- 駅馬車強盗であるが、乗客からは金品を奪わず、狙ったターゲットからのみ金品をせしめた。また現場には自作の詩を残していった。
ここで筆を置きたいが、もう少し書くことにする。いつこの日記を書けなくなるかわからないから。
幾つか進展があった。
まず、ヘルガから《騎士団の法印》を受け取ったことで、以前探索しようとしても迎えなかった湖の廟の奥へと進めるようになった。
また、例の老人に鉄の廟に誘き出されたのだが、そこで彼は《巣の鏡の鍵》を見せつけてきた。巣の奥から別の場所へと進める鍵らしい。
大人しく渡してくれるわけもなく、戦闘になったのだが、老人の攻撃はせいぜい混乱させてくる程度であり、血統種との戦いを経験したあとでは緊張感も生まれない。最後は騒ぎを聞きつけてやって来たアルムによって退治された。
大人しく渡してくれるわけもなく、戦闘になったのだが、老人の攻撃はせいぜい混乱させてくる程度であり、血統種との戦いを経験したあとでは緊張感も生まれない。最後は騒ぎを聞きつけてやって来たアルムによって退治された。
《巣の鏡の鍵》を老人の遺品として受け取ったことで、氷結の廟へと進めるようになった。
スペルが使えない湖の廟とスキルが使えない氷結の廟。どちらも厄介な場所だったが、特に氷結の廟は酷かった。
問題は、《狂気の暴食獣、ベヒモス》だ。
氷結の廟の北側で待ち伏せをしていると乱入してくるこのキマイラめいた血統種は、恐るべき速さで攻撃を仕掛けてくる化け物だった。
《マルチアボイド》のような強化スペルで可能な限り攻撃を回避しようとしたのだが、それも叶わず、《十字突撃2》を繰り返し、ギリギリのところだった。
終わってみれば、ナイトのビル、クレリックのローズマリーとロメが死んでいた。3人も死んだのは初めてだ。
終わってみれば、ナイトのビル、クレリックのローズマリーとロメが死んでいた。3人も死んだのは初めてだ。
特にビルは、生命点が2と多く無かったうえ、《灼熱の大蜥蜴、ファフニーグ》との戦いで1度死んでいる。《蝶の心臓》で生命点を回復していなければ、消滅していただろう。
死んだら、まだ生きている者と交換し、戦い続ける。そうした探索をずっと続けている。まるで会社のようだと思う。駄目になったら人員を交換するのだ。機械の部品交換と同じだ。ならば永遠に消えられない選ばれし者は、ずっと働き続けなければならないわけで、自分の立場を自覚すると辛い。はぁ。記録終わり。
- 黒の罪びとたち
- Lv.25 サロメ(ファイター)
- Lv.10 ヨシフル(Lv.20サムライ→ニンジャ)
- Lv.18 トム(Lv.15ニンジャ→Lv.14サムライ→レンジャー)
- Lv.7 セック(Lv.15ニンジャ→レンジャー)
- Lv.18 ゼン(クレリック)
- Lv.25 ヒバシリ(ウィザード)
- 神気
- 光
- 聖なる光1
- 十字突撃1→2
- 精霊の壁1
- 中
- 閃光退却
- 天竜の翼1
- 剣の絆1→2
- 地竜の手1
- 闇
- 黒金の壁1→2
- 消失者
- Lv.5 ベル (ニンジャ)
- Lv.8 ナオイエ(ニンジャ)
- Lv.18 ヒルデ(ナイト)
最近Twitterで『剣の街の異邦人』のアナグラムを(個人的に)やっていました。
剣の街の異邦人→違法の県知事 ~No Man~
— ブリキの (@buri_kino) 2015, 2月 8
評:何某かのストーリーが感じられるのはよいが、「のまん」が余ったからといって「No Man」はちょっと美しくない。
剣の街の異邦人→知人の違法ノンケ 〜ま〜
— ブリキの (@buri_kino) 2015, 2月 21
評:言葉の選び方が良く、特に「違法ノンケ」とは具体的にどう違法なのか、など興味が惹かれる。しかし「~ま~」でお茶を濁すのは果たしていかがなものか。惜作。
剣の街の異邦人→ほう、事件マンの命……!
— ブリキの (@buri_kino) 2015, 2月 21
評:感嘆詞で誤魔化すパターンがこれと次の2回で現れるのだが、この感嘆詞の使い方はわりと自然なのではなかろうかと思う。瞼を閉じれば、ブランドを指で開き、この台詞を呟く刑事の姿が見えるようではないか。
剣の街の異邦人→うん、マジ、命の保険
— ブリキの (@buri_kino) 2015, 2月 21
評:「うん」で2文字を使うのは美しくなく、しかも意味が繋がっていない。駄作。
剣の街の異邦人→魔法、のち、ケンジの意地
— ブリキの (@buri_kino) 2015, 2月 21
評:2回出てくる「の」と、いまいち組み込みにくい「ち」を、「のち」で埋めた作品。この形は応用が利くが、今回の作品は『剣の街の異邦人』の戦闘風景を表しているかのようであり、テンポも良いため、これ以上の作品は出ないのではないかと思われる。固有名詞を使っているのが少々苦しい気もしないではないが、一般的な名であるため、見逃したいところ。
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