日誌/ラスクロ、白紫迅速拳(天空)

 2週間ほど北欧へ行って参りました。
 詳しくは下記を参照。

旧世紀網膜博物館| 日誌/銀世界より~北極旅行記~ -- http://burikino.blogspot.jp/2015/10/blog-post.html

 で、先日帰ってきてからは仙台のラスクロが潰えたためオンラインのほうでカードを集めるため、溜まっていたブースターでドラフトをやりながら、不在の間の情報を集めておりました。
 そこで目についたのが……、
 
夢構築の工房
【天空】白橙セゴナレース http://dreamdeckbuilders.blog.fc2.com/blog-entry-33.html

 このひと、《迅速な救護隊》好きだな。
 じゃなくて、《迅速な救護隊》で天空3から登場したカードを新たに使い回すというのは何か新しいことができそうな予感が。
 CIPで何か影響力が大きそうなユニット……、《獄狼拳士 ジュオ》でいいか(この間2秒)。


 時代1-2ではCIPで2500点あれば殆どのユニットを焼けるし、時代3からは3000点が通るうえ、ダメージが通ればさらに3000点。《神牙の竜槍》も載せれば3500くらいは軽々と落とせる。

 さて、ダメージで焼くタイプのデッキにとって大きな障害になるのが《聖知の護光官 クロルト》で、焼き一辺倒にはできない。
 白紫というカラーで《クロルト》をどうにかできるユニットを考えると、《聖光空間》や《猛進する白亜騎士》のような攻撃やワイプを条件とするカードは、《クロルト》で攻撃してきたり寝る理由が少ないので採用し難い。
 《輪廻の戦乙女 ラウラ》や《ホーリーゲーター》でCAヤード送りにすることは可能だが、単純なカードパワーがいまいちだし、《クロルト》がすぐに戻ってきてしまう。

 と考えていくと、無難なのは《ティルダナ式投石術》か。


 《クロルト》自体は2000サイズだけれども、基本的に《聖求の勇者 セレネカ》とセットで運用されるので、条件達成していれば3000サイズになり、《ティルダナ式投石術》に引っかかる。
 もし《セレネカ》がいなければあんまり脅威じゃないわけで問題無し、とこういうわけで。
 ただダブルシンボルが若干不安なところである。
 《獄狼拳士 ジュオ》がトリプルシンボルなので、可能なら紫を多めで白はシングルシンボルに留めたほうが良い気がするが、さて。

 原初に立ち返ってみると、そもそもこのデッキのコンセプトは、
「《迅速な救護隊》で《獄狼拳士 ジュオ》を何度も使い回す」
なので、理想的にはマナ・コストが1-3のクロッカーを最初に用意してから4手目以降に《獄狼拳士 ジュオ》を何度も出して場を空けつつ殴ることになる。
 となると1-3マナ帯に安定したクロッカーが欲しい。一般的にどういうのがクロッカーに向くのかはわからないけれど、個人的に欲しい要素としては、

  1. 打点が容易に時代1-2で3以上になりうる
  2. サイズが大きいか回避能力がある
  3. 基本的に2500サイズ以上ある
  4. 何らかの除去耐性がある

といったところがあるとうれしい。
 で、上の条件を2つ以上満たしそうなのは、

  • 1マナ:
    • 白:《シンデレラ》(1, 2, 3)
  • 2マナ:
    • 白:《メルアンの戦闘員》(1, 2)、《タグマールの聖泉守り》(2, 3)、《アテナ》(2, 4、ダブルシンボル)
    • 紫:《神炎宰相 ユウファ》(2)、《服部半蔵》(2, 4、ダブルシンボル)
  • 3マナ:
    • 白:《千の剣王 ラハーン》(1, 2, 3、ダブルシンボル)
    • 紫:《竜風拳 シオン》(1, 3)


ということで、紫だけだと1マナ帯に採用したいクロッカーがいない。
 たとえば《陽炎の精》は2000/2の速攻持ちで人によっては好まれるだろうけれど、個人的にはCBで容易に落ちるので採用したくない。
 1手目はユニットを出さずに《竜火樽の投擲》を構えるに留めるという手も無いではないけど、先攻を取った場合は素直にユニットを出したいところ。

 そもそも《獄狼拳士 ジュオ》を出すのに4マナ、《迅速な救護隊》で1マナかかるので、《猛攻の盾矢倉 刃護車》とかで毎ターン速攻付与して戻すとしても合計5マナはいる。
 とすると白白紫紫紫でおけば《獄狼拳士 ジュオ》+《迅速な救護隊》できるので、まぁ白もダブルシンボルまで入れて良さそう……、かな?

 というわけで紫t白ではなく紫白にして《ティルダナ式投石術》を積むことに決めてデッキ完成。

■白紫迅速拳

ユニット - 39

時代コスト名称POWATKCA枚数
1
1
シンデレラ
1500
+500
0
+1
2
3/3
1
1
迅速な救護隊
1500
1
2
B
3/3
1
2
メルアンの戦闘員
2000
2
3
3/3
1
2
タグマールの聖泉守り
2000
2
3
3/3
1
3
千の剣王
ラハーン
1000
+2000
1
+2
2
2/3
2
2
アテナ
2000
+1000
2
+1
2
2/3
2
3
白導の天獅子
2500
2
3
H
2/3
1
2
紫天園の書斎番
2000
2
3
3/3
1
2
赤弾の騎馬射手
2000
2
2
3/3
1
2
神炎宰相
ユウファ
2000
2
2
B
1/3
1
2
服部半蔵
2000
2
2
B
2/3
2
3
忍び弓の達人
ハヤセ
2500
1
3
3/3
2
3
竜風拳
シオン
2500
+500
X
2
B
3/3
3
4
獄狼拳士
ジュオ
3000
3
2
3/3
3
3
火剣の大天使
2500
2
2
3/3

スペル - 3

時代コスト名称CA枚数
1-4
3
ティルダナ式投石術
2
3/3

ヒストリー - 2

時代コスト名称CA枚数
1-4
4
1
神牙の竜槍
2
2/3

ストラクチャ - 6

時代コスト名称CA枚数
1-4
2
破砕の攻城塔
ヘレポリス
2
2/3
1-4
3
バトルシップ
天砂の息吹号
3
1/3
1-4
3-4
2
猛攻の盾矢倉
刃護車
2
2/3
1-4
4
猛火の軍船
紫竜号
2
1/3


 序盤置きたいのが白(《シンデレラ》)だけどSS増やしたいのが紫(《獄狼拳士 ジュオ》)ということでマナ基盤がややアンバランスなうえに軽いダブルシンボルが多いため、できれば《火剣の大天使》を初手で確保したいところ。
 少なくとも2手目までに出せるカードは29枚あるので、まぁ積極的にマリガンしてもいい……かな?

 《メルアンの戦闘員》ってそれ『探索』デッキでもないのにプレイアブルちゃうんちゃう? という気がしないでもないけど、どうせ早いうちに《破砕の攻城塔 ヘレポリス》とか《猛攻の盾矢倉 刃護車》を置くと考えると2500/3運用できるんじゃないかなー、と思いつつ採用。
 2500はともかく、2マナCA3でのATK3が素敵に見えたのでした。

 なお《神炎宰相 ユウファ》が1枚きりなのは持っていないためです☆彡

 完成したので、早速天空構築デイリートーナメントにチャレンジ。

VS. 黒単奴隷 後攻×


 相手の初手《ブラッディブレイド》に対し、こちら《神牙の竜槍》。
 《赤弾の騎馬射手》がいるし、《ブラッディブレイド》含めても相手の2000サイズ落とせるぞー、と思っていたらこの時点で《魔血の破戒騎士 ゼスタール》が出てきて焼けない。
 しかしここ、実は《赤弾の騎馬射手》出せば《ブラッディブレイド》を無駄に浪費させられるタイミングであったということに次のターンに気付いた。


 気付いた《赤弾の騎馬射手》の2連打で《ブラッディブレイド》と《ゼスタール》は落としたものの、相手は《夜の小女帝 イングレーテ》から《死へのいざない》を連打してこちらのユニットを落としつつ【奴隷】を展開してくる。

 しかし《神牙の竜槍》もあるのでまだ《獄狼拳士 ジュオ》の射程内。あとは紫SSさえ引ければ――引けないっ! などとやきもきしている間に《シャドウストーカー》が登場。
 CIP《ジュオ》に合わせて捨て札の《ブラッディブレイド》から《シャドウストーカー》が落ち、【奴隷】が出てきて《イングレーテ》のサイズが上がる。

 そのまま除去されまくり、最後にこちらの手札を全部展開してみると《神牙の竜槍》、《破砕の攻城塔 ヘレポリス》、《バトルシップ 天砂の息吹号》と見事にヒストリーとストラクチャだけになってgg。


VS. 紫t橙ドラゴン 先攻○


 こちらの《シンデレラ》スタート。
 相手は《陽炎の精》で殴ってきたものの、《赤弾の騎馬射手》で安全に処理。
 3手目が《ティルダナの聖泉守り》しかいなかったのがちょっとアレだったけれど、2500が2体に2000が1体と悪くない盤面。
 しかも相手は《覇炎の竜戦姫》CBで4手目発展になったうえ、展開するユニットが《聖炎山の守護龍 ヴァナ・ズー》、《変化の幻竜将 ルゥム》と動かないので、殴りまくれる。


 時代2発展時に《メルアンの戦闘員》と《破砕の攻城塔 ヘレポリス》を並べて楽勝や! と思いきや痛恨のミスで、戦闘前に《ヘレポリス》を出すのを忘れる。
 それでも2500体が並ぶ状況は強く、《シンデレラ》が《闘竜気法》をバットリとして使われて落ちたものの詰めへ。またしても《獄狼拳士 ジュオ》がいるけど紫SSが1枚足りない! というやきもき状況のままで《ヘレポリス》で寝かせてgg。


VS. 白黒青コン 後攻×


 相手2手目の《ノアの方舟》スタート。
 こちら返しで選択肢が《服部半蔵》、《赤弾の騎馬射手》、《メルアンの戦闘員》、《ティルダナの聖泉守り》。
 《服部半蔵》出したかったけど、紫紫を確保するためには後攻から取り返したり《不思議の国のアリス》の動きをある程度抑制できる《赤弾の騎馬射手》をキープしたかったため、《ティルダナの聖泉守り》。
 3手目の《不思議の国のアリス》で少し悩んだものの《赤弾の騎馬射手》で処理。4手目でちょっと遅すぎるような気がしたけれども《バトルシップ 天砂の息吹号》しておく。


 多少は殴れたものの、《聖泉目利きの砂術師》でライフゲインされたうえ、進行値が溜められたうえでの《魔血の破戒騎士 ゼスタール》が飛んでくる。
 《アテナ》がいたものの、時代2なのでPOWを下げられると1000+1000しか与えられないので我慢。なんとか2枚目の《天砂の息吹号》を出してからようやく処理。

 時代3になってから《獄狼拳士 ジュオ》で場を取り返したのも束の間、《死哭の戦乙女 クロエ》で場を取られ、ここに来て3枚の手札差が重いままでオーラが止まらずgg。


 1-2。
 お、おう……。

 《迅速な救助隊》+《ジュオ》のコンボは一度も決まらず。やっぱりサーチ無いと駄目かな。

 とりあえず白:紫がほぼ1:1で最速《獄狼拳士 ジュオ》はちょっと難しいなー、という印象。
 ただ《シンデレラ》を1手目に出すことを考えるとやっぱり白は一定枚数欲しいわけで、であればもうちょっと別のアプローチを試みるべきかなぁ。たとえば《タマヨリヒメ》導入して《火剣の大天使》サーチするとか。

 単体で活躍しないストラクチャが多く、サーチやドローが少ないので、後半手札が詰まったときにストラクチャを引いてしまって止まるというパターンが多かったので、こっちの面から見てもサーチドローできる《タマヨリヒメ》は悪く無さそうだなー、と思ったきょうのわんこなのでした。

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