日誌/ラスクロ、青単フラッシュ in しょっぷちゃんぴょんしっぷ(天空)
ちゃんぴょんしっぷです。
ちゃ、ちゃんぴょんしっぷです。
基本的に出不精なので何かイベントがないとなかなか店舗大会に行けないというか行かないのですが、ちゃんぴょんしっぷならまぁ行く理由になるじゃろうて、ということで参加することに。
でデッキの選択なのですが、いまのところ構想したり作成済みだったりするデッキは、
なのですが、まぁ無難に天空青単フラッシュにすることに。
天空青単ですが、基本的には天空編で使っていた青橙をベースにしたデッキです。アトランティカや陽光では紫を中心に使っていたのですが、天空だけは青を使っていました。
なぜなら、天空には紫に【スワント】がおらず、青には【セイレーン】がいたので。
まぁそういうアレな思想でデッキを決めていたわけですが、天空1-3では青橙、天空4では白青をよく使っていました。
青橙のデッキはだいたい→こんなかんじのデッキで、橙のランパンでマナを伸ばしてから《海難》+《極海の宝声 アイネ》でテンポを取って《アポロン》で殴り殺すデッキ。
一方終盤に使った白青は→こんなかんじのデッキで、白の優秀なビートダウンユニットを青で補助してテンポを掌握したまま殴り抜けるというデッキで、このデッキは嵌まると相手に何もさせないまま殴り倒せるのですが、テンポを重視しすぎたせいで除去コンに弱く、一度除去されるとテンポを取れずに負けるという欠点が。
クラシックになってからは青単のほうが安定感が高く、《氷魔界の守護王 ガスタルフ》がスカる可能性がなくなること、《竜吉公主》などのおかげでフィニッシャーには困らないことから、青単にしていました。陽光のクラシックでも天空ベースの青単は使っていて、→こんな具合。
15弾を加えた天空プラスワン構築ですが、14弾までのクラシックと比べると、使いやすいフィニッシャーである《竜吉公主》や安定感のある《蒼剣白華 イズルハ》が使えなくなるものの、ベースが天空であり、《フェンリル》や《エルダ》などが追加されたことも相まってクラシックに劣るということもなさそう。なかなか悪くないデッキが組めそうだぞ、ということで1週間くらいひとり回ししながら完成ッ!
2《オランピア》COS 3《青氷の神軍師 ミュシカ》S 3《極海の宝声 アイネ》SO 2《極風の申し子 アミスィ》SO 2《幽玄の弾き手 ゼンリ》S 2《冬色の魔極風 エルダ》HS 3《スカイスキッパー フィニー》 3《シャクシャイン》 3《氷魔界の守護王 ガスタルフ》SO 2《瑠璃凪の乗り手 リンディ》CHO 2《フェンリル》C 2《氷の女王 ヴァルニカ》L 2《ウルド》CO 2《吹雪の姫神》BJ 1《氷獄の大公主》J
-ユニット(34)-
B: CA1 C: CA3 H: 光碧 L: Legacy S:《シャクシャイン》対象 O:『オーラ』 J:『結合』 I:【楽器】 | 3《大極風》C 3《青明の時探り》H 3《海難》 -スペル(9)- 2《水翼魚の羽飾り》C 3《静寂のハンドベル》CI -ヒストリー(5)- 2《ノアの方舟》C -ストラクチャ(2)- |
いちおう書いておくと今回は(比較的)ちゃんとしているデッキなので丁寧に解説。
- 《極海の宝声 アイネ》
- 《スカイスキッパー フィニー》
- 《シャクシャイン》
- 《氷魔界の守護王 ガスタルフ》
- 《氷の女王 ヴァルニカ》
- 《吹雪の姫神》
- 《大極風》
- 《海難》
- 《静寂のハンドベル》
- 《ノアの方舟》
あたりはまぁ天空青単として説明する必要がないカードなので割愛。
で、まずは3積みしている《青氷の神軍師 ミュシカ》ですが、たぶん人によって評価が上下するカード。
青のすべてのユニットカードが瞬速持ちになるため、CIP効果持ちがべらぼうに使いやすくなるため、個人的にはものすごく強いと思っております。特に《氷の女王 ヴァルニカ》と組み合わせたときが圧倒的ですが、ほかに《冬色の魔極風 エルダ》や《スカイスキッパー フィニー》も悪くない。
また天空青にとって天空黒の《完全なる眠り》は致命的なのですが、常に《青明の時探り》を構えているとSS-2のハンデを喰らっているようなものになってしまいますが、《ミュシカ》がいれば相手ターンに出せるマナが5未満になったところでユニットを出せばよいので、かなり動きやすくなる。
いちおう《シャクシャイン》経由で捨て札から出せるため3積みする理由はそこまでないのですが、《シャクシャイン》経由だと4マナかかるので隙ができやすいことと、デッキ名にフラッシュ(瞬速)を冠しているため3積み。まぁ《吹雪の姫神》があればそこまで力不足にはならないはず。
次に《オランピア》ですが、入れるメリットとしては、
- 《アイネ》や《極風の申し子 アミスィ》がオーラ持ちになるためブロックされにくい
- 初手で出しておくと《アミスィ》や《アイネ》のCBしたときに有利。
- ミュシカから1マナの損しないオーラブロッカー
- 《ガスタルフ》や《フィニー》の弾が1マナで確保できる
- かわいい
あたり。
もちろん後半引いてきてラグる可能性もないではないのですが、このデッキの場合は《青氷の神軍師 ミュシカ》がいるため、不確定要素にはなるけれど相手ターンで《オランピア》ブロック→PIGドローから引いてきたユニットを《ミュシカ》でそのまま場に出せるので、そこまでラグがない。
《極風の申し子 アミスィ》はサイズ的にちょっとアレではあるのですが、優秀な攻撃時効果とCBが。《オランピア》と組み合わせることでオーラを持てるので、いちおう相手の場にユニットが2体以上並んでいても殴っていける。
《幽玄の弾き手 ゼンリ》は15弾から。
CIPで《静寂のハンドベル》をサーチするのみならず配置したうえ、使わないうちは2500/2として機能するというものすごいユニット。天空構築の青の【楽器】は他に《魔笛》があり、あちらの場合は《ゼンリ》が2マナで出て3マナ以下のユニットを任意に1回吹き飛ばせるユニットと化すわけですが、今回は枠がなく、こちらは不採用。
で、ここらへんのレベル1の小サイズユニットを護るのが《水翼魚の羽飾り》。それほど採用されているところを見ないカードですが、個人的にはかなり優秀だと思っているカードで、紫のユニットのダメージを与えるアビリティにかなり対処できます。
特に15弾からは《いたずらな雷精姫》が追加されたのですが、《水翼魚の羽飾り》だけでほとんど無力化が可能。ほかに《大飛空塞 炎府城》なんかにも一定の効果を発揮することができます。
新弾からは《冬色の魔極風 エルダ》はアビリティ封印とレベル上げができる素晴らしいカード。これまでのアビリティ封印は、
- 《厳冬将 ヴィクトー》:1マナ払えば殴れるしブロックは普通にできる
- 《霜が下りた記憶》:1ターン失わせるだけ
- 《異形の魔手 ル・ケ・ベレク》:出たときワイプさせ攻撃不能にするが、起きたあとはブロックできる
というわけで「アビリティは封印させるがブロックはさせてしまう」という能力ばかりで、システムには有効ですが通常のユニットの場合は相打ちを狙えばいいだけでした。
しかし《エルダ》はアビリティを封印するうえにレベルを1上げるため、実質ターン制限つき・相手のユニット次第ということになりますが、攻撃・防御不能も同時に付与できるようなもので、長期的なアビリティ封印が狙えます。除去されやすい2マナですが、《シャクシャイン》対象なので何度も使えると考えれば十分。
今回のデッキは天空黒(というより《魔血の破戒騎士 ゼスタール》)対策として《白狼魔将 ビューク》や《時海の究明家 クレシュタ》が入っていないのですが、代わりにと《エルダ》が出れば《ゼスタール》のみならず《慟哭城の主 パルテネッタ》なんかにも対処ができると、かなり万能に働きます。
あとは《瑠璃凪の乗り手 リンディ》と《フェンリル》は新規枠で、どちらも《ミュシカ》から相手ターンに配置できると効果が二倍。
《フェンリル》は相手が【神話】の場合の誘発忘れがありがちなので気をつけたいところ。
《リンディ》は時代3からのユニット・SSワイプインでもっともありがたいのは『速攻』を止められるという点で、《テア》や《闘竜気法》などに対してある程度の抑止力となることは覚えておきたいところ。
《ウルド》はまぁお試し枠。基本的に相手の場が並んでいるとどうしようもないので、《氷の女王 ヴァルニカ》のほうがフィニッシャーとしては優秀。
とはいえ単純に考えても1ドロー、1CC、全ユニット回復+再攻撃みたいなものなので、フィニッシャーとしてではなくても戦える。《ヴァルニカ》のあとに出せればかなり強い。
結合では《吹雪の姫神》のほかに《氷獄の大公主》を1枚だけ採用。
このへんは相談の結果で、結合増やし過ぎると後半弱くなるし、手札が増えすぎても増えるだけでまともに役に立たないので。
スペルからは3積みしている《青明の時探り》は非常に重要。
打ち消しだと天空ではたとえば単体除去に対しては万能な《消因術》もあるのですが、このデッキだと単体除去であれば《ノアの方舟》や《シャクシャイン》で取り返せるうえ、テンポも《ミュシカ》のおかげでそこまで損ないにくい一方、全体除去だと場が壊滅したうえに立て直すにも足りない可能性がある。
たとえば《龍王の厄災日》なら《静寂のハンドベル》で対応できるのですが、最も恐るべきは2マナが多いため、相手の場が生き残りつつこちらの場だけが壊滅するかもしれない《完全なる眠り》で、これは《青明の時探り》でしか対応できない。
というわけで完成してしまったこのデッキ、ぶっちゃけ自信があるッ!
苦手な相手はあれど基本的にだいたいどんな相手にも対応できるし、速いデッキにはバウンスで、時間をかければ《海難》+《極海の宝声 アイネ》や《氷の女王 ヴァルニカ》、《ウルド》などで(実質的な)追加ターン入れるので、あとは相手の除去をうまく打ち消しでさばき、《青氷の神軍師 ミュシカ》で相手の動きを抑制できれば勝てるはず――!
ということで意気揚々と開始時間ギリギリに滑り込みでしょっぷちゃんぴょんしっぷに参加。人数6名で3回戦。
1回戦 対アトランティカ白黒橙コントロール 後〇
序盤から中盤まではこちらはほとんど殴れず、相手の《闇の全知者 ヴァイヤ》でライフをペイしながらハンドを稼ぐ展開。おおむね場は取れそうだったけど、時代3で《初代聖王 イデアス》が出てくる。幸い《冬色の魔極風 エルダ》である程度時間が稼げるか――と思いきや《白輝昇天の奇跡》。
しかしおかげで時代4に先んじて上がれるCAに。手札には《大極風》、《氷の女王 ヴァルニカ》、《ウルド》で、《ウルド》→《大極風》で2回追加ターンに入れば勝てそう。ただし相手がドローゴーだったため、警戒して発展時に《大極風》をもう1枚引き込んで7マナにしてから《ウルド》すると《白輝昇天の奇跡》が飛んできて《大極風》で避けるとさらに《循環する魂》→《暗殺》。さすがに2発目の《大極風》で避けるとそれ以上にアクションはなく、3連続ターンに突入して勝ち。
2回戦 対アトランティカ白青t紫アリオン 後〇
《海難》で吹き飛ばせるのでかなり有利なマッチアップ。
序盤に登場した《聖王子 アルシフォン》を《冬色の魔極風 エルダ》すると《龍王の厄災日》されたものの、《シャクシャイン》で有利な戦場をキープ。
相手が《アリオンの巫女》を2ターン連続で《木花咲耶姫》捲って額を地面に打ち付けている間に《極海の宝声 アイネ》+《海難》から相手の場の6体を吹き飛ばしつつSS全部凍結させ、次ターンで《ウルド》で追加ターン入って勝ち。
3回戦 対陽光黒単禁忌 先×
これまでの試合でチラ見して相手が《狂暦の魔覇者 ゴズ・オム》を使っていること、そして【クレイタ】トークンが見えたことで、「《青刻の召喚人》から《ゴズ・オム》を出すデッキだな!」と検討をつける→黒単でした。じょ、情報収集が!
相手の2手目で《黒覇帝 ゴルディオーザ》が登場し、デッキを掘りながら『禁忌』でユニットを増やしていく展開。禁忌がよくわからず、序盤から《海難》や《スカイスキッパー フィニー》を埋めてしまうと、相手の場にレベル1-2ユニットが大量に並ぶ。
幸い《青氷の神軍師 ミュシカ》である程度牽制はできたものの、そのままバウンスができずに大量展開に押され、《極海の宝声 アイネ》+《大極風》x2でターンが稼げるかと思いきや、《シャクシャイン》と《ウルド》の手札で《メレドゥスの軍議》を喰らいバーンされ負け。
というわけで2-1。ぐぉう。
最終戦はオンが陽光2までしかなかったので、『禁忌』の習熟度が低かったのが良くなかった。《海難》や《スカイスキッパー フィニー》を序盤にSSで埋めてしまって《青明の時探り》を手札に抱えてしまったのですが、明らかに逆だった。
とはいえ試合後の話では相手もこちらのデッキに対する習熟度が高くなかったようなのにちゃんと対応できていたので、試合中(もしくは試合前)の観察が足りなかったなー。相性的には悪くはなかったので無念。
というわけでいまひとつ振るわなかった青単フラッシュですが、出たり入ったりがとても楽しいデッキだし、改善すればもうちょっと戦えそうなので今後とも使っていきたいと思います。改善点としては、
- 《オランピア》は要らない
- 『結合』は微妙
- 《冬色の魔極風 エルダ》は3積みでもよい
- 《瑠璃凪の乗り手 リンディ》と《フェンリル》は活躍できなかったが相手によるかも
- CA3増やす
といったところ。
特にCAは、今回半分くらい4手発展だったので《氷の女王 ヴァルニカ》や《ウルド》に辿り着くのが遅かった。CA3が18枚なので1-32C3/50C3~75%くらい(実際はCA1があるのでもうちょい落ちる)なので7割はいけるっぽいけど、もう少し増やしてもいいかも。
余談ですが、今回最終戦だけ先行取れましたが、相手がダイスに勝って後攻を取ったためで、プレリから7連続でダイス負けである。ナニこのダイス、なんかイカサマしてるんじゃない? 自分が持ってきたんですが。
0 件のコメント:
コメントを投稿