始まりましたTour 2017!(1ヶ月くらい前に)
 死の淵にある魂の最後の煌きとなる(かもしれない)今回のTour、東京は毎度のごとくチーム戦なのでぼっちぜいのわたくしには参加できない。
 次に近い場所となると横浜。しかしこちらは陽光構築でそこまで自信のあるデッキがない。
 となると……と見ていくとTour土浦の名前が。幸いにもこの日は予定が空いており、参加できる。土浦。場所はどこかは知りませんが、確かパトレイバーで東京から出動していた場所なので東京に近いはず
 ちなみにわたくし、地理は非常に疎くて桃太郎電鉄やるときに目的地の名前が表示されるのですがおおよその場所がわからず、友人(地理と歴史得意)に場所を聞いてどっちに進めばいいのか判断するのですが、疑り深すぎて友人に騙されているのではと教えられたほうの逆に進んだ思い出が。

 というわけでやってまいりました土浦。電車で来たからどこなのかよくわからんがたぶん茨城。駅から離れるにつれて如実に人影が減っていくことに不安を覚えつつ会場へ。

 持ち込んだデッキは前回のちゃんぴょんしっぷで使った→天空青単フラッシュの改造バージョン。

 前回使ったときに、問題だな、と感じた箇所は概ね3つで、

  1. 序盤から中盤にかけて、《青氷の神軍師 ミュシカ》が引けないとかなり動き難い
  2. 発展を失敗することが多い
  3. 有効手の選択を失敗する
1はものすごい簡単にいうと「これが安牌」という動きが《幽玄の弾き手 ゼンリ》くらいしかないこと。



 たとえば《冬色の魔極風 エルダ》なんかは相手のユニットが出てからでないと意味が薄いし、《スカイスキッパー フィニー》も相手が限定的。《青氷の神軍師 ミュシカ》がいれば相手の動きを見てから動けるのだけれども、毎回必ずしもそうはいかないわけで。
《シャクシャイン》なんかも安牌に近い動きなのですが、4マナなので序盤では出ないし打ち消しのパーツが残ったりするわけではなく、本体が優秀ではないうえに盤面にも干渉しないために次のターンに大ダメージを受ける可能性がある。もちろんたとえば《大極風》が手札にあり《極海の宝声 アイネ》が捨て札に落ちている、だなんていう状況だったら有効手ではあるのですが、そうとは限らないのが辛いところ。
 さらにいうと、《オランピア》や『結合』など単体で働かないユニットが割合を占めているのも大きな問題で、「とりあえずユニットを置く」という動きができないために《ミュシカ》を介して相手の動きを見てからでないと動き難いという結果になっている。

 2は単純にCAの問題。前回のデッキはCA3が18枚で(CA1の《吹雪の姫神》が入っているから正しくはもう少し下がるけど)3枚発展の確率は1-32C3/50C3~75%くらい。
 もしこれを20枚にした場合、1-30C3/50C3~79%で8割近い。
 逆に16枚にしてみると、1-34C3/50C3~69%で7割を切る。
 体感的な問題になるけれど、8割あれば安心、7割切ると不安なので最低17枚か。

 3はデッキというより、デッキタイプから生まれる個人的な問題。
 このデッキは思想としてはクロックパーミッションに近くて、相手の行動を妨害しながら自分のクロックを刻んでいくわけですが、ラスクロは万能な打ち消しがないので相手の動きを理解していないと妨害が機能しない。
 もともとオンのほうがプレイ環境が豊富で、特に陽光に入ってからはリアルでのプレイの機会が失われたため、オンが消えた陽光3以降の環境が頭に入っていない。
 そのためアトランティカや天空ベースのデッキタイプであればだいたいの動きがわかるけれど、陽光だと動きがわからず、カードの採用もよく理解していない。
 このデッキは相手によって何をSSに埋めるか、何を手札に残すかが大きく変わって、相手によってはほとんど役に立たないパーツ(特に打ち消しはその傾向が顕著)もあるため、このへんの理解を深めて序盤にSSを埋めるときに失敗しないようにしたい。



 3はまぁどうしようもない部分、2は天空(とアトランティカ)だと付き纏う問題なのですが、1はデッキ構築部分なのでどうにかできる。
 改良した形が以下のもの。



青単フラッシュ・改
天空


3《青氷の神軍師 ミュシカ》S
3《極海の宝声 アイネ》SO
2《極風の申し子 アミスィ》SO
3《幽玄の弾き手 ゼンリ》S
3《冬色の魔極風 エルダ》HS
3《スカイスキッパー フィニー》
2《時海の究明家 クレシュタ》N
3《シャクシャイン》
3《氷魔界の守護王 ガスタルフ》SO
2《瑠璃凪の乗り手 リンディ》CHO
2《フェンリル》C
2《氷の女王 ヴァルニカ》L
3《ウルド》CO

-ユニット(34)-

B: CA1
C: CA3
H: 光碧
L: Legacy
S:《シャクシャイン》対象
O:『オーラ』
J:『結合』
I:【楽器】
N: 新規採用枠

3《大極風》C
3《青明の時探り》H
3《海難》

-スペル(9)-

2《青氷石の魔笛》CIN
3《静寂のハンドベル》CI

-ヒストリー(5)-

2《ノアの方舟》C

-ストラクチャ(2)-





 前回からの変更点は、

OUT
-2《オランピア》
-2《吹雪の姫神》
-1《氷獄の大公主》
-2《水翼魚の羽飾り》

IN:
+1《幽玄の弾き手 ゼンリ》
+1《冬色の魔極風 エルダ》
+1《ウルド》
+2《時海の究明家 クレシュタ》
+2《青氷石の魔笛》

 まず《オランピア》はメタゲーム的に対《闘竜気法》を考えた結果だったのですが、採用してしまうと動きが全体的に弱くなってしまうので外し、対《闘竜気法》は《青明の時探り》に一任することに。
《吹雪の姫神》や《氷獄の大公主》を外したのもやはり動きの弱さをカバーするため。代わりに《幽玄の弾き手 ゼンリ》やそこから出る《青氷石の魔笛》を採用しました。
《水翼魚の羽飾り》は《いたずらな雷精姫》や《紫炎帝 リクゴウ》に強くなるという理由で採用していたのですが、1手目に引かないとマナ的にカツカツなので出しにくいということで外し、代わりに序盤の動きやフィニッシャーの《ウルド》を増やしたのでした。

 新規採用枠の中で唯一のCA2である《時海の究明家 クレシュタ》は対《竜吉公主》で、同じ青単の【蒼眞勢】デッキの無限《ウルド》のメタとして採用しています。残念ながら今回は当たらなかったけど。


 というわけで出たり入ったりの大好きな要素があるこのデッキで47人6回戦スタート!

1回戦 対白青アリオン(アトランティカ) 後手○
 初戦、小型をバウンスで吹き飛ばせるうえに、除去が限定的なのでかなり有利なマッチアップ。しかし相手のテンポが良く、《海難》+《極海の宝声 アイネ》を《白輝昇天の奇跡》で防がれたり、5体並んでからは《海凪の皇女 ナナツキ》のせいでかなり動きにくく。
 とはいえ時代3突入してしまえばこちらのもの。《アリオンの旗手姫 フラガナ》を《静寂のハンドベル》で止めてから《青氷の神軍師 ミュシカ》+《氷の女王 ヴァルニカ》→《アイネ》+《海難》で8体吹き飛ばしてSSロックしたうえに《ウルド》→CB《アイネ》+《ウルド》で勝ち。

2回戦 対白黒コントロール(アトランティカ) 先手◯
 序盤、《闇の全知者 ヴァイヤ》を封印している《冬色の魔極風 エルダ》に飛んできた《暗殺》を《青明の時探り》で打ち消してクロックを刻んでいく。3度の《転魂の世界渡り ベリス・べレナ》はすべて《静寂のハンドベル》で打ち消し、ブロッカーは《氷の女王 ヴァルニカ》で止めてさらに殴る。残りライフが減ったところで《ウルド》→《大極風》+《ウルド》で追加ターン祭りに入って勝ち。

3回戦 対青紫結合(天空) 後手△(判定負け)
 のっけから結合パーツがSSに見えたので、アタリをつけて《静寂のハンドベル》で《氷炎を統べるもの ゼ・オム》に対処できるようにしておく。相手は《幽玄の弾き手 ゼンリ》に《吹雪の姫神》や《木枯らしの氷結士》をつけながら殴ってくるので、《冬色の魔極風 エルダ》で封印してから除去で結合パーツを吹き飛ばす。
 中盤、相手もこちらの警戒を理解してか《ゼ・オム》に直接《氷魂の時魔導師》を結合させて大きく対処しにくいのが完成。しかし1回殴られたあとは時代3突入して《氷の女王 ヴァルニカ》が間に合い、さらに《海難》で吹き飛ばすことに成功。なんとか一息はつけたものの、こちらの攻め手がなく、相手の《静寂のハンドベル》で《ウルド》や2枚目の《ヴァルニカ》の運用もできないままで《ヴァルニカ》で相手の攻撃を防ぎ続けるだけになり、タイムアップで判定負け。

 ちなみにこの戦い、時間切れギリギリでの出来事なので結果には影響しなかったけど、《魂爆弾》を《青明の時探り》で打ち消すのを忘れていた。もう3回も戦うと体力ゼロなの。

 とりあえず昼休憩で土浦の街に繰り出す。
 ナビによれば8分ほど歩いたところに蕎麦屋が。3回戦で時間切れまで戦ったせいでそれほど時間の余裕がないため、そこに決定。しかし歩けども歩けどもその蕎麦屋が見つからない。なぜだ、おかしい。
(人っ子一人見やしねぇ……どうなってやがる!?)
 手近な喫茶店に飛び込んでみる。この手の店の食事は割高と相場は決まっているが、そんなこと気にしてはいられない。が、明らかに開いている店なのに人の気配がない。店の中に入って呼びかけてみても応答がない。
 これが……これが土浦!?

 時間を真面目に心配しなければいけなくなったところでとある店を見つける。なんというか、こう、えーと、うまく説明できない。店の半分がキッチンで、反対側に長テーブルがふたつくっつけてあってパイプ椅子が4つあり、壁にべたべたと焼きそばとお好み焼きのメニューが貼ってあるような店。なんか全部説明してしまったぞ。なんていうか、ふわああぁ!いらっしゃぁい!よぉこそぉ↑という具合である。
 こういう店が家の近くにあってもたぶん行かないと思いますが、出先で見つけたとなれば話はべつ。わりとこういう店は好き。店のおばあちゃん、「早くできるのは焼きそばだよ」「いやま゛っ↓てたよぉ!やっとお客さんが来てくれたゆぉ!嬉しいなあ!ねえなんにぃのんむぅこれね、麦茶って言うんだってぇハ↓カセに教えてもらったンの!」「海苔と紅生姜入れてもいいかい?」「色々あるよぉ、これね、バナナって言うんだってぇハ↓カセに教えてもらったンの!」とラッシュが半端ない。豚そばは普通に美味いですが微妙にハッスルしていたのか量が多かったような。
 そして会計時、「5万円ね」という古き良きネタが。金額にツッコむべきか、「はい五万円ね」と言いながら500円玉出すべきか、あれそういえば豚そば600円じゃなかったっけ、サービスか。いや、どうだ。忘れた、そういえばバナナもサービスしてもらったし、ウッホウホウホウホホホホとか考えている間にもうひとりのおばちゃんが「500円でいいからね」と解説が入る。だいぶん圧倒されたが良い店であった。

 ちなみにTOURの帰り際に店の名前だけ確認しようとしたら見つからなかったので、もしかすると存在していない店なのかもしれない。なんだろうこの怪奇。ともかくご飯食べて回復したところで後半戦開始。

4回戦 対黒橙オセロテ(天空) 後手○
 初手SSで型がわかったため、《静寂のハンドベル》で《千年森の神闘姫 セルティ》を打ち消せるように動く。一度は《森駆ける精霊狩人 ロカ》で割られそうになり使ってしまったものの、2枚目の《静寂のハンドベル》は機能。
 相手の場は《セルティ》、《アポロン》、《ヴィシュヌ》と大きかったけれど、氷魔界の守護王 ガスタルフ》で《アポロン》だけレベル下げて《セルティ》を戻さないように気を使いながらいつもの《極海の宝声 アイネ》+《海難》で止め、時代4に突入したあとは《ウルド》→《大極風》+《ウルド》→《大極風》+《ウルド》で3回追加ターン入って勝ち。

5回戦 対紫t白ビート(天空) 後手×
《天駆ける神竜姫 テア》、《曹操》、《覇炎皇后 スウ・ア》というレベル2速攻でバウンスがいまいち効きにくいユニットをどうにか《幽玄の弾き手 ゼンリ》+《青氷石の魔笛》で誤魔化しながら進めるが、途中で《青氷石の魔笛》が切れる。さらに《静寂のハンドベル》すらも切れる。
 相手の場にはずらずらと対処しにくいサイズのユニットが大量に。しかし《闘竜気法》を《青明の時探り》で打ち消したり、《知恵運ぶ龍操魔術師》の回収は《静寂のハンドベル》で打ち消しながらなんとか延命はできており、相手の戦場はすべてレベル2。こちらの手札には《海難》、《氷の女王 ヴァルニカ》、《ウルド》があり、場には《青氷の神軍師 ミュシカ》がいるので、次のターンに時代3に突入すれば手札の《海難》→CAから回収した《海難》→《ミュシカ》+《ヴァルニカ》→《ウルド》で追加ターン入って勝てるはず→《氷魔界の守護王 ガスタルフ》が捲れてCA222で発展失敗gg。
 相手が《武田信玄》を引かなかったので、発展できていれば勝てたかもと思うと無念。

6回戦 対紫t白ビート(天空) 後手×
 5回戦と同じアーキで精神的にも厳しい。あと今回1回もダイスで勝っていないような気がするのだが。
《天駆ける神竜姫 テア》、《インドラ》、《火華の紅忍軍》とテンポよく出されてしまったうえに《武田信玄》が登場すると《闘竜気法》の対処が困難に。幸い《武田信玄》は相打ちで突っ込んできてくれたものの、後続に対処できず、《青氷石の魔笛》も《大極風》も切れて《海難》が間に合う時代3に突入する前に《氷の女王 ヴァルニカ》や《ウルド》を抱えて負け。
 良いところ一切なかったので、「このデッキ、何されると嫌ですかねぇええ!?」と訊いたときの答えを書いておくと、《極海の宝声 アイネ》+バウンスみたいな動きで序盤をうまく凌がれると厭とのことだったので、《青氷石の魔笛》や他のバウンスを増やすべきったかもしれない所存。でも結局《覇炎皇后 スウ・ア》とか《武田信玄》は怖いのだよね。


 というわけで3-3(判定負け1)で、判定負けのせいか、戦った相手に上位のひとが多かったせいかはわからないけど同勝率の中ではトップで17位/47人中。さすがにこの順位で権利は落ちてこないだろう、と思ったのですが、16位の方までなんか呼ばれていたのでもしかするともしかしたのかもしれない運転。とはいえどうせFinalは時期的に参加できないので貰っても下に流すことになったのでしょうが。

 概ね中速~遅いデッキやレベルの低いユニットで戦うデッキに対しては思う通りに回ったのですが、レベル2中心のビートに対してはうまく対処できなかったというのが雑感。6回戦の記録でも書きましたが、《青氷石の魔笛》みたいな序盤をしのぐパーツはもっとあっても良いように感じました。



 あとは単純にCA平均値の問題もあり、もうちょっとCA3を増やしても良かった。このデッキは時代3から本格的に動くようになるので、そこまでの道程を補整するか安定発展できるように平均CAを高めるべきだったなぁ、といったところ。

 久しぶりのTOUR(というか実戦自体、ショップチャンピオンシップぶり)ですが、わりと戦えたようで何より。もう一回くらいTOUR出たいけど、はてさてその機会があるかどうかといったところのきょうんわんこなのでした。

 次出るなら今回負けた紫t白に勝てるようにしたいけど、はてさて何なら勝てるのか。《闘竜気法》のオーラを防御できてダメージ除去にも強い……はっ、ついに《アテナ》を使うチャンスか!?



0 コメント :

コメントを投稿

 
Toggle Footer