日誌/ラスクロ、白黒ナインライヴズ(天空)

 人間は生命活動を行っているだけで白熱電灯ひとつぶん程度のエネルギーを放出しているという話があります。
 夏が暑いので少しでも冷やすために、ユニットを減らすべきだ! あとなんか《吹雪の姫神》とかが強いんなら、それ以外の通常ユニットを全部静粛してやる! あれは、彗星かな、いや、彗星はもっとバァーっと動くもんな! カミーユが男の名前で何が悪い!

 というわけで、昨今結合が多いというので、そのぶん通常ユニットが減っているんじゃなかろうかというアイディアからスタート
 如何に結合ユニットが手札で増えようとも、その結合先となるユニットがいなければ、大した戦力にはなりえない(はず)。
 結合されているユニットを除去しても《吹雪の姫神》は手札に戻るわけだけれども、《吹雪の姫神》が手札にだぶついていたらどうしようもないよね、ということで除去を積みまくる。

 色は半ば確定で、

  • 数は少ないが優秀な確定除去とフィニッシャーがいる白
  • 確実さには欠けるがダメージソースの数が多い紫
  • 確定除去が多い黒

から2色、もしくはすべて用いることになるのですが、

 フィニッシャーとして除去耐性・オーラ・勇猛を有する《未来の聖砂王 メルファード》を抱える白は確定。
 で残り紫or黒なのですが、白の除去は(主に《ティルダナ式投石術》が)優秀だけれども、基本的に1:1交換にしかならない。
 そこで全体除去を重視して他の色を取りたいのだけれども、紫は《魂爆弾》はユニットを少なくすると使えないし、《スウ・アの炎柱陣》などは他のスペルやCBを重ねないとダメージが小さい。
 一方で【戦導姫】や《地下の国のアリス》、あとは《未来の聖砂王 メルファード》のような一部のフィニッシャーを除けば殆どのユニットはコスト3以下なので、時代4《完全なる眠り》はほぼ全体除去として突き刺さるため、時代4まで到達すればなんとかなる気がする。


 というわけで白黒で組むことに。

■白黒ナインライヴズ

ユニット - 12

時代コスト名称POWATKCA枚数
2
3
白導の数秘術師
2500
2
2
H
3/3
3
4
ティルダナの神翼
3000
+1000
2
+1
2
3/3
3
4
未来の聖砂王
メルファード
3000
+1000
3
+1
2
3/3
2
3
闇色翼の魔猫
2500
2
3
H
3/3

スペル - 31

時代コスト名称CA枚数
1-3
4
2
強襲戦術
3
3/3
1-4
2
聖砂の祝祭
3
2/3
1-4
3
ティルダナ式投石術
2
3/3
1-4
3
光の聖裁
2
3/3
1-3
4
1
大凶兆
3
3/3
1-2
3-4
1
代償ある呪い
3
3/3
1-4
2
黒屍病
2
3/3
1-4
2
黒墳墓の夢破り
2
H
1/3
1-4
2
限定された死
2
3/3
1-3
4
3
死へのいざない
2
3/3
1-4
4
哀念の神隠し
2
2/3
1-3
4
5
完全なる眠り
2
2/3

ヒストリー - 2

時代コスト名称CA枚数
1-4
2
ゼルバの聖砂時計
3
1/3
1-4
2
光縛術の完成
3
1/3

ストラクチャ - 5

時代コスト名称CA枚数
1-4
3
バトルシップ
天砂の息吹号
3
2/3
1-4
4
飛空戦艦
メル・アルタバール
2
2/3
1-4
4
空中霊園
パンデネア
2
1/3


 《闇色翼の魔猫》は除去手段として扱うので、生物は実質9枚。
 この9枚の生物を駆使し、兎に角相手のユニットを除去する。猫は9つの命があるからしぶといけど、それ以上の数の除去を使えばいい!
 というわけで 

  • 闇色翼の魔猫
  • 強襲戦術
  • ティルダナ式投石術
  • 光の聖裁
  • 代償ある呪い
  • 黒屍病
  • 限定された死
  • 死へのいざない
  • 哀念の神隠し
という9種類の単体除去手段を用いて相手のユニットを除去しつつ時代4へ繋ぎ、時代4で《完全なる眠り》からフィニッシャーに繋げて殴る。
 多少アド損しても時代4《完全なる眠り》に繋げられれば天空構築だとだいたいのユニットを除去できるため、生き残ること最優先で繋げたい。
 逆に言うと時代4《完全なる眠り》で落とせないユニットはかなり危険なので、優先的に排除したいところ。

 《哀念の神隠し》や《完全なる眠り》の枚数が2枚なのはなんか持ってなかったからです。てへ。

 《ティルダナの神翼》という見慣れないカードは、ようはEPICではなく時代3でも勇猛がついている除去耐性の無くATKが1小さい《未来の聖砂王 メルファード》なのですが、ほかにフィニッシャーとして採用したいユニットもいなかったため採用しました。


とりあえずオンラインのフリーで回してみる。都合よく想定していた青黒紫バステト結合に当たり、後攻からでも相手の結合されたユニットを《ティルダナ式投石術》、《哀念の神隠し》、《光の聖裁》で除去しまくって勝てた。

 1回とはいえ、いちおう形にはなった……、ような気がしないでもない!
 というわけで店舗大会でトライ。


VS. 白橙黒光碧

 後攻。
 時代ヤードに《完全なる眠り》が落ち、ぐぬぬとなりながらとりあえず1:1交換を繰り返す序盤。
 軽い《代償ある呪い》や《黒屍病》が来ないため1ターンに1体しか除去できず、相手の2手目で出した《赤マントの栄光呼び》に2点ずつ殴られる展開。

 そうこうしているうちに時代発展で《命魂の戦導姫 イオータ》が捨て札から配置。おい知ってるか、この光碧ユニットってやつの中には手札が減らずに配置できるやつもいるんだぜ! HAHAHA!
 最初の【戦導姫】は《ティルダナ式投石術》で対処したものの、《神略の聖軍師 シェスナ》効果で《恐冥の戦導姫 キカ》、《勇愛の戦導姫》と出されていくと数でもサイズでもハンドでも勝てなくなり敗北。


VS. 青黒トークン結合

 後攻。
 《代償ある呪い》3枚に《完全なる眠り》がある初手。相手がトークンデッキだということはわかっているため、《完全なる眠り》のためにキープせざるを得ない。
 序盤、相手の《貴婦人》+《吹雪の姫神》などに殴られ、《代償ある呪い》や《闇色翼の魔猫》で除去する展開。
 しかし基本が1:1交換なのでトークン相手だと2:1交換になってしまい徐々にジリ貧に。

 相手の《始皇帝》+《ブラッディブレイド》による【奴隷】3体に対しては《完全なる眠り》で対処したものの、追加の《始皇帝》が出てくると数の差が決定的なものに。
 さらに《死命の天秤》を置かれてしまうと《未来の聖砂王 メルファード》の除去耐性が機能しなくなり、というよりそもそも時代4に到達できないまま《空中霊園 パンデネア》で墓地が殴りかかってきて敗北。



 0-2。

 もしかして:最近暑いのでおかしくなっていた。


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