日誌/ラスクロ、黒紫忍法魔界転生(クラシック)
《風魔小太郎》。
ほほぅ……なるほど、とかなんとか顎に手を当てて言いたいカードである。もしデッキを50枚【忍者】で構成すれば、1枚で常に4体のユニットが出てくることになるのです。ネズミ講なら完璧です。
とはいえただ【忍者】だけで組んでも、《風魔小太郎》が出てくるタイミングだけ最大瞬間風速で強いデッキになってしまい、力が持続しません。はて、どうやって使うべきか。
とりあえず【忍者】を確認してみると、
- 紫
- 1(レベル)
- 《服部半蔵》
- 2
- 《ヤルハンの蝦蟇使い》
- 《忍び弓の達人 ハヤセ》
- 《マスターシノビ ヒバナ》
- 《風魔小太郎》
- 《ヤルハンの双影 ミカゲ兄妹》
- 《万術忍 ギンカ》
- 3
- 《紅蓮魂の手裏剣使い》
- 《ヤルハンの飛び影》
- 4
- 《風火の魔忍》
- 黒
- 2
- 《ダーク・スイーパー》
- 青
- 1
- 《蒼眞の浮き草巫女》
- 3
- 《蒼眞の刻読み》
- 《シャドウスイーパー》
- 4
- 《ミスラムの暗器兵》
- マルチ
- 2
- 《月下の魔忍》
まず枚数は紫>青>黒。ただ実際のユニットを見てみると、青の【忍者】は【蒼眞勢】デッキでないといまいち使い難い《蒼眞の浮き草巫女》しかレベル2以下のユニットがいません。
《風魔小太郎》が出す【忍者】は一瞬だけしか登場せず、その点CIP持ちの《ミスラムの暗器兵》なんかはありがたいけれど、出ても時代が追い付いておらず攻撃できないとなると、いまいち青はかみ合わない。
一方黒はというと、マルチ含めても2枚きりだけれど、どちらもレベル2で有効なCIP持ちとかなり使い勝手は良い。というわけで色は紫黒に決定するとして、はてどういうデッキが良いのでしょう。早いデッキであることは間違いないのだけれども。
改めて《風魔小太郎》のテキストを見直すと、こんな記述が。
残りのカードをすべて捨て札置き場に置く。
《空中霊園 パンデネア》バーンだ……!
2《神炎宰相 ユウファ》 3《服部半蔵》 3《ヤルハンの蝦蟇使い》 3《忍び弓の達人 ハヤセ》 3《風魔小太郎》 3《マスターシノビ ヒバナ》 2《紫伝の召喚人》 3《万術忍 ギンカ》 3《火精のだまし火》 2《ゼフィロンの野営地》
-紫(27)-
| 3《夜と血の申し子》 2《バステト》 2《夢殺の葬送人 メニズマ》 3《ダーク・スイーパー》 2《夢見ヶ原の怪物》 2《可能性の黒極神 ダロス》 3《代償ある呪い》 3《縫合再生術》 3《空中霊園 パンデネア》 -黒(23)- |
というわけで《風魔小太郎》の高速墓地肥やしを利用してのバーン。《風魔小太郎》を使いまわせるように《縫合再生術》や《紫伝の召喚人》をブレンド。
《風魔小太郎》から出た【忍者】はターン終了時に(除外ではなく)犠牲になり、捲ったカードが【忍者】でなければそのまま捨て札置き場に行くため、一度出てしまえば、デッキの上4枚に【忍者】が含まれていようといなかろうと、捨て札置き場は+4枚されることになります。そうして捨て札置き場を肥やしながら殴り、《空中霊園 パンデネア》でトドメを刺すコンセプト。
捨て札リソースを使うのが《可能性の黒極神 ダロス》と《パンデネア》で2種類入っていて《神ダロス》は一見すると《パンデネア》とアンチシナジーですが、《風魔小太郎》回収用と割り切ると、黒5枚を除外して《風魔小太郎》を回収→《風魔小太郎》を出してデッキから4枚(忍者があろうとなかろうと)捨て札行きなので、捨て札置き場の枚数としては実質2枚(うち1枚は《風魔小太郎》)しか変わらなかったりする(黒の割合は減るので《神ダロス》効果はどんどん使いにくくなりはするけれど)。
また《風魔小太郎》から出たカードをそのターンに有効活用するため、犠牲効果の《夜と血の申し子》や《バステト》、SCの《万術忍 ギンカ》、コスト踏み倒せる《夢見ヶ原の怪物》などを組み込む。
天敵としては《木花咲耶姫》や《忍び弓の達人 ハヤセ》もいるけれど、捨て札を肥やすこと自体は止められないので、《パンデネア》用の弾を増やしていると考えることにして己を誤魔化すべし(3マナで2500/2速攻を配置して捨て札+4なのでそこそこ効率は良い)。
ちなみに《月下の魔忍》は入れ忘れました。いやーなんか今回余裕あるなと思ったら。
デッキは完成。地獄の力を利用した【忍者】軍団は無敵よ。待っておれ柳生十兵衛! 転生衆の力を見せてやるわ! クラシックデイリー!
1回戦 青紫音楽家 後手×
あまりユニットが出ない序盤。時代発展に4手使ってしまったものの、満を持して《紫伝の召喚人》→《風魔小太郎》は《静寂のハンドベル》で打ち消される。いやしかし今度こそ、と戻ってきた《風魔小太郎》はまたしても《静寂のハンドベル》で打ち消される。うおぉう。
しかし2度も《静寂のハンドベル》を使ってしまった以上、相手にはもはや打ち消しはない。幸い《嵐の進撃》が手札にないようで、相手の《ゼフィロンの野営地》にはちくちくカウンターは貯まっていくも、いちおう《代償ある呪い》である程度対応はできる。早く2枚目の《風魔小太郎》を引ければ――と思っているうちに《シャクシャイン》から《彩流刀の剣姫 ミィ・リン》が出てきて対応できなくなり負け。
2回戦 橙単ウィニー 後手×
《血風の狂戦士 バルカヌス》にどかどか殴られる序盤。《風魔小太郎》を引かないまま防戦一方なところで相手の《岩肌の見張り番》+《鹿角の大シャーマン》が完成してしまい、《忍び弓の達人 ハヤセ》や《代償ある呪い》が役立たずと化してしまう。
もううぇえいままよと《夢見ヶ原の怪物》で一瞬だけサイズを圧倒するも、《覇王拳神 ベルカ》で吹っ飛ばされて負け。
0-2。
転生衆だったけど宝蔵院胤舜だった。クラシックデイリー。デッキは黒紫小太郎パンデネア。— ブリキの (@buri_kino) 2016年6月2日
1後×対青紫音楽家:《風魔小太郎》を《静寂のハンドベル》で2回防がれて負け。
2後×対橙単ウィニー:《風魔小太郎》来ないままどこどこ殴られて負け。
0-2。 pic.twitter.com/l9FMU4LCbW
結局《風魔小太郎》が一度も効果を解決できなかったのがうーむ。青紫相手を想定して《静寂のハンドベル》を壊せるものは入れないと駄目でした。うむ。あと宝蔵院じゃ無理。
0 件のコメント:
コメントを投稿