日誌/ラスクロ、白紫粛清天使(クラシック)
クラシックにおける現行のトップメタは間違いなく黒単と青紫でしょう。そして、トップメタが確定している状況であればそれに対抗するデッキが生まれるのは当然のこと。
黒単と青紫。2つのデッキに有利なデッキがあれば、それで覇権を取れる。ではそのふたつのデッキの弱点とは――そう、ヒストリーの対策ができないことです。
正確にいえば青紫は《大風の掃き清め》で破壊ついでにATKを上げたり、《魅惑の歌》のバウンスで一時しのぎしたり、《凍弾列車砲 モルズハイム》で凍結することでワイプアクションを防いだりはできますが、基本的にはそれらは採用されていないカード。
では単純に効果がありそうなヒストリーは……と考えると、
そう、《雷皇の大粛清》です。なんか→ちょっと前にやらかさなかったっけコレ。いやわりといい働きをしたのですが、微妙なところで押し負けたのであった。
紫トリプルシンボルで5マナの超重量のこのカード、しかし一度置いてしまえば安定感抜群……といかないのがこのデメリット効果なのですが、きっとこの効果がないと強すぎるから駄目なんだ……! 優しすぎるカードなんだ《雷皇の大粛清》は……!
重いヒストリーゆえ、破壊されたときのテンポ損が酷いわけで、でなくても《雷皇の大粛清》は自壊ペナルティがあります。自壊を防ぐにはいろいろと方法がありますが、それよりかは《万巻の歴史家 ロディチ》で回収するのが単純。ということで白紫に。
おいなんか《八岐大蛇》 とか《堕魂の守護天使 ネレオザ》入ってんぞ。
とりあえず《八岐大蛇》ですが、→他サイトに掲載されていた《諸葛亮》と合わせるデッキと実際に戦う機会があり、面白いなーと思ったので実際にトライしてみようと思ったのでした。
ネトゲ馬鹿一代 Light
【ラストクロニクル】諸葛亮デッキ
→http://netgemania.blog129.fc2.com/blog-entry-501.html
白紫にして青を抜いてしまうとカラー的に《静寂のハンドベル》のような打ち消しや《海賊御前 イサーラ》のようなボトムへの積み込みがし難いのは大きく足を引っ張るというかそもそも成立しなくなるような気がしないでもないですが、まぁとりあえず《諸葛亮》と《八岐大蛇》は入ってくれるわけで。
で、そう、《諸葛亮》なのです。《諸葛亮》で《堕魂の守護天使 ネレオザ》を出したいのです。
《堕魂の守護天使 ネレオザ》は5マナなのでわざわざ《諸葛亮》でコストを踏み倒す必要もないカードに見えますが(というか実際そうなのですが)、《八岐大蛇》とは違って時代1-2の時点でも働くうえ、全部通ると打点が8点で《八岐大蛇》と変わらない。たとえば3手目の《諸葛亮》で出てきた場合に4手目から2500/3が2体と3000/3が1体の疑似勇猛(1体は追撃持ち)、アビリティ無効(さらにライフ10以下なら+500/+0)で殴れるわけです。
しかも《ネレオザ》と【堕魂者】は(何回でもライフロスが使える《ネレオザの堕魂司祭》が出てくれれば)いつでもサイズ3000以上になれるため、なんと《雷皇の大粛清》でも落ちない。《ネレオザの堕魂司祭》の効果範囲が「対戦相手のアビリティ」ではなく「アビリティ」ならもっと良かった。
一方でデメリットとしては、《ネレオザ》はサーチ効果を持っているため、デッキをシャッフルしてしまうというのがあります。マリガンしたけど良いユニットを仕込めていないときは逆にメリットではあるのだろうけれど、それにしたって結局は不確定になるわけで。
いちおうリカバリとしては《砂エルフの偵察兵》があって、《ネレオザ》配置したときに《砂エルフの偵察兵》のトリガーから先にスタック乗せておくと、出てきた【堕魂者】のぶんも誘発して3回は下に送れるのでそこそこチャンスがあります。
というわけで完成した《雷皇の大粛清》x《堕魂の守護天使 ネレオザ》デッキで、いざクラシックデイリー。
1戦目 VS.黒単堕魂制圧 後手○
序盤、《堕魂の魔軍秘書官》が出ているときに《始祖龍の初孫 ラ・ズー》なんか捲っちゃったりして精神衛生上あまりよろしくない。とりあえず《神牙の龍槍》から《立花誾千代》で場をキープ。しかしユニットを下手に追加しようとすると《堕魂術の大魔謀 アルゴー》で相手の手札が増えていく。
ええいままよと思い切って5手目で素直(?)に《雷皇の大粛清》すると、しばらくは持ちこたえ……かけたのだけれども自壊条件を忘れて2ターン後に犠牲に(・3・)とはいえすぐに《万巻の歴史家 ロディチ》で復帰し一安心。
相手がスペルではなくユニット中心のデッキだったため、《立花誾千代》+《雷皇の大粛清》が長いこと持ちこたえる。相手の手札が異様に増えていたものの、最後は《死哭の戦乙女 クロエ》を敢えて喰らってからの返し《紫炎帝 リクゴウ》+《神牙の龍槍》でgg。
2戦目 VS.橙紫ビート 後手○
初手《陽炎の精》。久しぶりだなコレ。
相手は高速ビートっぽいけど、スペルで凌ぐ。ビートにしては動きがそこまで早くない。とはいえ手札が少ないというわけではないので、おそらくはこちらがユニットをあまり出さないのを見ての全体除去警戒か。いちおう手札には《風火の青竜》と《万術忍 ギンカ》がいたのでまぁ間違ってはいない。いいやもう《雷皇の大粛清》素出ししちゃえ。
とりあえず《立花誾千代》で持ちこたえておくか――と思いきやCB《神炎宰相 ユウファ》や《憤土の還元》で予想外にクロックを刻まれてしまう。相手のSSと色を見るに、《闘竜気法》が入っていそうなので致死圏入るのは不味いぞ――と思っていたら引かなかったのか、《紫炎帝 リクゴウ》で焼き体制整ってgg。
3戦目 VS.黒単制圧 先手×
やっとマリガンで《八岐大蛇》をボトムに送ることに成功する――もマリガン後の手札が回らない。まぁ《諸葛亮》でどうにかなるやろ――と思ったら引かない。思えばこのデイリー、わりと長引いている試合があるのに一度も引いてないぞ。入れてないのか。いや、ちゃんと時代1マーカーにはなったりしてるんだけど。
とりあえずユニットが出ないので全体除去で返すかなーと思いきや《夢殺の葬送人 メニズマ》で抜かれ、《風火の青竜》+《万術忍 ギンカ》+《神牙の龍槍》で全体除去るか――と思いきや《風火の青竜》出したところで《魔刻告げし黒陽》を出される。それでも《万術忍 ギンカ》は出せるはずだったが、なぜか《雷皇の大粛清》を優先してハンデスを受ける。いやだってコレそういうデッキだし、どうせ《風火の青竜》犠牲にしても相手の思う壺だし……。でも3枚目の紫SSを引かず、ドローが全部白で負け。
4戦目 VS.橙t黒ウィニー 先手×
序盤の立ち上がりが悪いままどこどこ殴られていく。このデッキマナカーブに問題あるのでは?
とはいえなんとか《神牙の龍槍》+2000サイズで2500サイズとは1:1交換ができるように。しかしその程度で橙ウィニーは止まらず、《異界森の守護精 アデルタ》から大量にユニットが追加される。
残り10点。5マナ。このタイミングで《堕魂の守護天使 ネレオザ》に賭ける。スーサイドで残り4点だが、相手のサイズになんとか匹敵。これでどうにか――と思いきや《覇王拳神 ベルカ》。石化そのものは《ネレオザの堕魂司祭》で防いだものの、サイズアップ。1体とは《神牙の龍槍》も合わせて1:1交換するも、1発通って残り3点。
しかしその間に《紫炎帝 リクゴウ》+《神牙の龍槍》がようやく活性化。《ティルダナ式投石術》で《神ベルカ》は落とし、相手の場を完全に焼き払って一気に有利に――残り1になったライフ以外は。
最終的には《勇気讃えし赤陽》で出てきた《漆黒のドルイド》まで除去の矢が届かず負け。
2-2。
いろいろ覚束なかったけれど、まぁそこそこ。《雷皇の大粛清》は悪くなく、想定通りに働いてくれましたが、《堕魂の守護天使 ネレオザ》をディフェンシブにしか使えなかったのがちょっと残念。そもそも序盤に《諸葛亮》引けなかったのも問題でしたが。
スーサイドはわりと好き(というかデメリット持ちなのが好き)なのですが天空編ではそこまで使えなかった(最後のTOURくらい)なので、クラシックでネレオザさんは使ってあげたいなーと思うきょうのわんこなのでした。
黒単と青紫。2つのデッキに有利なデッキがあれば、それで覇権を取れる。ではそのふたつのデッキの弱点とは――そう、ヒストリーの対策ができないことです。
正確にいえば青紫は《大風の掃き清め》で破壊ついでにATKを上げたり、《魅惑の歌》のバウンスで一時しのぎしたり、《凍弾列車砲 モルズハイム》で凍結することでワイプアクションを防いだりはできますが、基本的にはそれらは採用されていないカード。
では単純に効果がありそうなヒストリーは……と考えると、
そう、《雷皇の大粛清》です。なんか→ちょっと前にやらかさなかったっけコレ。いやわりといい働きをしたのですが、微妙なところで押し負けたのであった。
紫トリプルシンボルで5マナの超重量のこのカード、しかし一度置いてしまえば安定感抜群……といかないのがこのデメリット効果なのですが、きっとこの効果がないと強すぎるから駄目なんだ……! 優しすぎるカードなんだ《雷皇の大粛清》は……!
重いヒストリーゆえ、破壊されたときのテンポ損が酷いわけで、でなくても《雷皇の大粛清》は自壊ペナルティがあります。自壊を防ぐにはいろいろと方法がありますが、それよりかは《万巻の歴史家 ロディチ》で回収するのが単純。ということで白紫に。
3《砂エルフの偵察兵》 3《ネレオザの堕魂司祭》 3《ネレオザの堕魂飛兵》 2《万巻の歴史家 ロディチ》 3《堕魂の守護天使 ネレオザ》 3《諸葛亮》 2《始祖龍の初孫 ラ・ズー》 3《メルアン式光波砲》 3《ティルダナ式投石術》 2《龍王の厄災日》
-白(27)-
| 2《インドラ》 2《立花誾千代》 2《万術忍 ギンカ》 2《風火の青竜》 3《紫炎帝 リクゴウ》 2《八岐大蛇》 3《火精のだまし火》 3《紫炎流壁》 2《神牙の竜槍》 2《雷皇の大粛清》 -紫(33)- |
おいなんか《八岐大蛇》 とか《堕魂の守護天使 ネレオザ》入ってんぞ。
とりあえず《八岐大蛇》ですが、→他サイトに掲載されていた《諸葛亮》と合わせるデッキと実際に戦う機会があり、面白いなーと思ったので実際にトライしてみようと思ったのでした。
ネトゲ馬鹿一代 Light
【ラストクロニクル】諸葛亮デッキ
→http://netgemania.blog129.fc2.com/blog-entry-501.html
白紫にして青を抜いてしまうとカラー的に《静寂のハンドベル》のような打ち消しや《海賊御前 イサーラ》のようなボトムへの積み込みがし難いのは大きく足を引っ張るというかそもそも成立しなくなるような気がしないでもないですが、まぁとりあえず《諸葛亮》と《八岐大蛇》は入ってくれるわけで。
で、そう、《諸葛亮》なのです。《諸葛亮》で《堕魂の守護天使 ネレオザ》を出したいのです。
《堕魂の守護天使 ネレオザ》は5マナなのでわざわざ《諸葛亮》でコストを踏み倒す必要もないカードに見えますが(というか実際そうなのですが)、《八岐大蛇》とは違って時代1-2の時点でも働くうえ、全部通ると打点が8点で《八岐大蛇》と変わらない。たとえば3手目の《諸葛亮》で出てきた場合に4手目から2500/3が2体と3000/3が1体の疑似勇猛(1体は追撃持ち)、アビリティ無効(さらにライフ10以下なら+500/+0)で殴れるわけです。
しかも《ネレオザ》と【堕魂者】は(何回でもライフロスが使える《ネレオザの堕魂司祭》が出てくれれば)いつでもサイズ3000以上になれるため、なんと《雷皇の大粛清》でも落ちない。《ネレオザの堕魂司祭》の効果範囲が「対戦相手のアビリティ」ではなく「アビリティ」ならもっと良かった。
一方でデメリットとしては、《ネレオザ》はサーチ効果を持っているため、デッキをシャッフルしてしまうというのがあります。マリガンしたけど良いユニットを仕込めていないときは逆にメリットではあるのだろうけれど、それにしたって結局は不確定になるわけで。
いちおうリカバリとしては《砂エルフの偵察兵》があって、《ネレオザ》配置したときに《砂エルフの偵察兵》のトリガーから先にスタック乗せておくと、出てきた【堕魂者】のぶんも誘発して3回は下に送れるのでそこそこチャンスがあります。
というわけで完成した《雷皇の大粛清》x《堕魂の守護天使 ネレオザ》デッキで、いざクラシックデイリー。
1戦目 VS.黒単堕魂制圧 後手○
序盤、《堕魂の魔軍秘書官》が出ているときに《始祖龍の初孫 ラ・ズー》なんか捲っちゃったりして精神衛生上あまりよろしくない。とりあえず《神牙の龍槍》から《立花誾千代》で場をキープ。しかしユニットを下手に追加しようとすると《堕魂術の大魔謀 アルゴー》で相手の手札が増えていく。
ええいままよと思い切って5手目で素直(?)に《雷皇の大粛清》すると、しばらくは持ちこたえ……かけたのだけれども自壊条件を忘れて2ターン後に犠牲に(・3・)とはいえすぐに《万巻の歴史家 ロディチ》で復帰し一安心。
相手がスペルではなくユニット中心のデッキだったため、《立花誾千代》+《雷皇の大粛清》が長いこと持ちこたえる。相手の手札が異様に増えていたものの、最後は《死哭の戦乙女 クロエ》を敢えて喰らってからの返し《紫炎帝 リクゴウ》+《神牙の龍槍》でgg。
2戦目 VS.橙紫ビート 後手○
初手《陽炎の精》。久しぶりだなコレ。
相手は高速ビートっぽいけど、スペルで凌ぐ。ビートにしては動きがそこまで早くない。とはいえ手札が少ないというわけではないので、おそらくはこちらがユニットをあまり出さないのを見ての全体除去警戒か。いちおう手札には《風火の青竜》と《万術忍 ギンカ》がいたのでまぁ間違ってはいない。いいやもう《雷皇の大粛清》素出ししちゃえ。
とりあえず《立花誾千代》で持ちこたえておくか――と思いきやCB《神炎宰相 ユウファ》や《憤土の還元》で予想外にクロックを刻まれてしまう。相手のSSと色を見るに、《闘竜気法》が入っていそうなので致死圏入るのは不味いぞ――と思っていたら引かなかったのか、《紫炎帝 リクゴウ》で焼き体制整ってgg。
3戦目 VS.黒単制圧 先手×
やっとマリガンで《八岐大蛇》をボトムに送ることに成功する――もマリガン後の手札が回らない。まぁ《諸葛亮》でどうにかなるやろ――と思ったら引かない。思えばこのデイリー、わりと長引いている試合があるのに一度も引いてないぞ。入れてないのか。いや、ちゃんと時代1マーカーにはなったりしてるんだけど。
とりあえずユニットが出ないので全体除去で返すかなーと思いきや《夢殺の葬送人 メニズマ》で抜かれ、《風火の青竜》+《万術忍 ギンカ》+《神牙の龍槍》で全体除去るか――と思いきや《風火の青竜》出したところで《魔刻告げし黒陽》を出される。それでも《万術忍 ギンカ》は出せるはずだったが、なぜか《雷皇の大粛清》を優先してハンデスを受ける。いやだってコレそういうデッキだし、どうせ《風火の青竜》犠牲にしても相手の思う壺だし……。でも3枚目の紫SSを引かず、ドローが全部白で負け。
4戦目 VS.橙t黒ウィニー 先手×
序盤の立ち上がりが悪いままどこどこ殴られていく。このデッキマナカーブに問題あるのでは?
とはいえなんとか《神牙の龍槍》+2000サイズで2500サイズとは1:1交換ができるように。しかしその程度で橙ウィニーは止まらず、《異界森の守護精 アデルタ》から大量にユニットが追加される。
残り10点。5マナ。このタイミングで《堕魂の守護天使 ネレオザ》に賭ける。スーサイドで残り4点だが、相手のサイズになんとか匹敵。これでどうにか――と思いきや《覇王拳神 ベルカ》。石化そのものは《ネレオザの堕魂司祭》で防いだものの、サイズアップ。1体とは《神牙の龍槍》も合わせて1:1交換するも、1発通って残り3点。
しかしその間に《紫炎帝 リクゴウ》+《神牙の龍槍》がようやく活性化。《ティルダナ式投石術》で《神ベルカ》は落とし、相手の場を完全に焼き払って一気に有利に――残り1になったライフ以外は。
最終的には《勇気讃えし赤陽》で出てきた《漆黒のドルイド》まで除去の矢が届かず負け。
2-2。
いろいろ覚束なかったけれど、まぁそこそこ。《雷皇の大粛清》は悪くなく、想定通りに働いてくれましたが、《堕魂の守護天使 ネレオザ》をディフェンシブにしか使えなかったのがちょっと残念。そもそも序盤に《諸葛亮》引けなかったのも問題でしたが。
スーサイドはわりと好き(というかデメリット持ちなのが好き)なのですが天空編ではそこまで使えなかった(最後のTOURくらい)なので、クラシックでネレオザさんは使ってあげたいなーと思うきょうのわんこなのでした。
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