展覧会/『War of Brains』/B2フレーバー考察(医学・化学)
目次
今回も、
http://www.nicovideo.jp/watch/sm31715140
http://www.nicovideo.jp/watch/sm33119605
http://www.nicovideo.jp/watch/sm33119624
http://www.nicovideo.jp/watch/sm33119638
http://www.nicovideo.jp/watch/sm33119690
から各GCのBGM動画をお借りしました。
B2でシークレットとして登場した《決意の華王 アン・サリヴァン》。
何と戦い、何を守っているのか。
いったいいつなのか。
そして彼女がこの段階で登場した理由とはなんなのか。
それらの降り積もる疑問から正しい答えを推測するのは容易なことではない。だが、そのイラストやフレーバーからは、彼女が守っているのが本であるように見える。
〈死地の華〉と《シン・ジェリス》の結末がどのような形で幕引きとなったのかはフレーバーでは語られてはいない。だが、Aシーズンの〈華〉の敵が戦そのものや〈華〉を脅かす存在であったのだから、図書館を攻めてくるような敵はいない。
であれば、敵は次元修正者ノヴァリストたちであろう。
であれば、守っている本は物語世界か、それに連なるものであろう。
物語世界であるはずのAシーズンSHEDO医学世界が物語世界の中の本を守ろうとするというのも、パラドクスめいたものを感じないでもないが、あるいは本というのは物語世界の象徴であり、歴史、文化といったものなのかもしれない。
あるいは、物語世界とはまったくの下層世界なのではなく、OWSやノヴァリストたちが存在する世界を元として作り出された世界——現実に影響する他世界——の可能性もある。
なんにしても、SHEDO世界はAとBシーズンで未だ明確な繋がりが見えないでいたが、シークレットとして登場した《アン・サリヴァン》によって、同じ国家同士ではないが、間接的に結ばれた。
ところで、次元修正者ノヴァリストとは何なのだろうか?
その名前や容姿から推定すると、彼らはもともとは物語世界の一員であり、なんらかの悲観的な結果を迎えた者たちであると予想できる。
次元修正者たちはいたずらに災厄を引き起こし、バグ化を望んでいるわけではない。
彼らは言う。つまらない物語は修正するべきだ、と。
彼らの言う「つまらない物語」とは、不幸な結末で終わった物語だ。
不幸。
離別。
死。
彼らは幸せを掴み取ろうとしている。彼らにとっての神々である創作者たちに反抗することで。
では彼らと敵対し、物語世界のバグ化を防ごうとするOWSとは何か?
わたしには、彼らもまた、かつて物語世界の一員であった存在なのではないかと思えてならない。
己らもまた、不幸を味わった。あるいは大切な人と別れ、あるいは死した。
だが彼らは無念に感じることはあっても、物語をやり直そうとはしなかった。
かつてAシーズンSHEDO医学世界に登場した《シェーラ》がどのようにしてOWSと知り合ったのか、そしてどのようにして次元の番人と化したのかは明らかにされていない。
だが彼女は喪失者であった。度重なる戦争と、無力な〈死地の華〉。板挟みになり、彼女は親友を捨てて逃げた。その先で、OWSに辿り着いた。
彼女がこのタイミングで登場したのは、ノヴァリストたちのAシーズンSHEDO医学世界への侵攻があったからだろう。もはや彼女は番人であり、故郷の人々とは位相を異とする人間だ。だがそれでも、彼女は故郷を守るために力を貸すことができた。
この口調、スーパーロボットのような外観、そしてポーズ。
我々はこの男を知っているのではないだろうか。
彼もまた、望み通りの結末を迎えることはできなかった。誰からも尊敬され、誰からも頼られるリーダーになるという望みは叶えられなかった——だがたったひとつ、仲間を守るという目的を果たして散った。物語をやり直したいとは思わない。たとえ不幸でも、これまでの出来事までなくなってしまうから。
不幸を満足とした先に、OWSは存在する。
OWSとは何か?
物語世界の単なる上位世界ではない。それは墓場。物語世界で、時に命を失い、時に行く場を失くした英雄たちが集う場所である。
ノヴァリストとは何か?
物語世界での不幸をただの物語として終わらせるのではなく、最後まで抗い、幸せを掴み取ろうとする命の灯である。
彼らの名前が登場したのはBシーズンからだが、Aシーズンでもその一端は存在していた。たとえば《無情の微笑み ミランダ》は、その服装やフレーバーからOWSやノヴァリストである可能性が高い。
そしてもうひとり。
追加ターンとは、新たに時間をやり直すことの比喩であると考えられる。物語を訂正する。それを行いたがっていた人物が、今回のBシーズンにはいたはずだ。花嫁となるべき女性が。
《憤涙の白魔剣 エリカ》こそがのちの《慟哭のジル・クライハート》なのではないのだろうか?
そうだとすれば、BシーズンTAOSINの物語は不幸な結末で終わってしまうのだろうか? 《エリカ》が《シン》を失い、《慟哭のジル・クライハート》と化すだけの物語と。
そうとも言い切れないのが《覚醒闇舞 オトヒメ》の存在だ。
BシーズンMAGNAには、《感染暴走 ウラシマ吾郎》がいて、《覚醒暴姫 ウラシマリン》がいる。どちらも浦島太郎を基にしていながら、年齢どころか性別まで違う。
物語世界では、分岐を迎えただけの結末があり、登場人物がいる。
であれば、ウラシオンの物語の先がそのまま《慟哭のジル・クライハート》に繋がりはしまい。未だB3の物語は闇の中である。
あとアリスはなんかやってるけどどうでもいいです。
まぁわりとこういうどうでもいいところが物語の鍵となるのはよくあることなのでなんか大事なところに関わってくるんではないでしょうか。アリスと一緒にウルトラソウッ! \ハァイ/!
- Season A1-3
- Season B1
- Season B2
- 生物学・化学・機械工学
- 機械工学・文化学・医学
- 医学・化学(本章)
今回も、
http://www.nicovideo.jp/watch/sm31715140
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から各GCのBGM動画をお借りしました。
医学・化学
B2でシークレットとして登場した《決意の華王 アン・サリヴァン》。
B2-SHE-医学《決意の華王 アン・サリヴァン》 |
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ここは先人の知識が紡がれた大切な場所。あなた達に指一本触れさせないわ。
~アン・サリヴァン~
|
何と戦い、何を守っているのか。
いったいいつなのか。
そして彼女がこの段階で登場した理由とはなんなのか。
それらの降り積もる疑問から正しい答えを推測するのは容易なことではない。だが、そのイラストやフレーバーからは、彼女が守っているのが本であるように見える。
〈死地の華〉と《シン・ジェリス》の結末がどのような形で幕引きとなったのかはフレーバーでは語られてはいない。だが、Aシーズンの〈華〉の敵が戦そのものや〈華〉を脅かす存在であったのだから、図書館を攻めてくるような敵はいない。
であれば、敵は次元修正者ノヴァリストたちであろう。
であれば、守っている本は物語世界か、それに連なるものであろう。
物語世界であるはずのAシーズンSHEDO医学世界が物語世界の中の本を守ろうとするというのも、パラドクスめいたものを感じないでもないが、あるいは本というのは物語世界の象徴であり、歴史、文化といったものなのかもしれない。
あるいは、物語世界とはまったくの下層世界なのではなく、OWSやノヴァリストたちが存在する世界を元として作り出された世界——現実に影響する他世界——の可能性もある。
なんにしても、SHEDO世界はAとBシーズンで未だ明確な繋がりが見えないでいたが、シークレットとして登場した《アン・サリヴァン》によって、同じ国家同士ではないが、間接的に結ばれた。
ところで、次元修正者ノヴァリストとは何なのだろうか?
その名前や容姿から推定すると、彼らはもともとは物語世界の一員であり、なんらかの悲観的な結果を迎えた者たちであると予想できる。
次元修正者たちはいたずらに災厄を引き起こし、バグ化を望んでいるわけではない。
彼らは言う。つまらない物語は修正するべきだ、と。
彼らの言う「つまらない物語」とは、不幸な結末で終わった物語だ。
不幸。
離別。
死。
彼らは幸せを掴み取ろうとしている。彼らにとっての神々である創作者たちに反抗することで。
では彼らと敵対し、物語世界のバグ化を防ごうとするOWSとは何か?
わたしには、彼らもまた、かつて物語世界の一員であった存在なのではないかと思えてならない。
己らもまた、不幸を味わった。あるいは大切な人と別れ、あるいは死した。
だが彼らは無念に感じることはあっても、物語をやり直そうとはしなかった。
かつてAシーズンSHEDO医学世界に登場した《シェーラ》がどのようにしてOWSと知り合ったのか、そしてどのようにして次元の番人と化したのかは明らかにされていない。
だが彼女は喪失者であった。度重なる戦争と、無力な〈死地の華〉。板挟みになり、彼女は親友を捨てて逃げた。その先で、OWSに辿り着いた。
彼女がこのタイミングで登場したのは、ノヴァリストたちのAシーズンSHEDO医学世界への侵攻があったからだろう。もはや彼女は番人であり、故郷の人々とは位相を異とする人間だ。だがそれでも、彼女は故郷を守るために力を貸すことができた。
この口調、スーパーロボットのような外観、そしてポーズ。
我々はこの男を知っているのではないだろうか。
彼もまた、望み通りの結末を迎えることはできなかった。誰からも尊敬され、誰からも頼られるリーダーになるという望みは叶えられなかった——だがたったひとつ、仲間を守るという目的を果たして散った。物語をやり直したいとは思わない。たとえ不幸でも、これまでの出来事までなくなってしまうから。
不幸を満足とした先に、OWSは存在する。
OWSとは何か?
物語世界の単なる上位世界ではない。それは墓場。物語世界で、時に命を失い、時に行く場を失くした英雄たちが集う場所である。
ノヴァリストとは何か?
物語世界での不幸をただの物語として終わらせるのではなく、最後まで抗い、幸せを掴み取ろうとする命の灯である。
彼らの名前が登場したのはBシーズンからだが、Aシーズンでもその一端は存在していた。たとえば《無情の微笑み ミランダ》は、その服装やフレーバーからOWSやノヴァリストである可能性が高い。
そしてもうひとり。
新エリカの曲名ってBroken Destinyなのね。慟哭のジル・クライハート(Beyond the Destiny)と関連がありそうな気がしないでもない。どっちも恋人を亡くした女性だし。髪の色は同じだが、目の色は違うか。このネタでブログの記事書けそうな気も。#ウォーブレ— ブリキの (@buri_kino) 2018年4月28日
A3-NAT-医学《慟哭のジル・クライハート》 |
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時を戻すことが叶わぬならば、せめてこの運命を赦して。
~慟哭のジル・クライハート~
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追加ターンとは、新たに時間をやり直すことの比喩であると考えられる。物語を訂正する。それを行いたがっていた人物が、今回のBシーズンにはいたはずだ。花嫁となるべき女性が。
B2-TAO-文化学《憤涙の白魔剣 エリカ》 |
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シン、死なないで!! あたながいない世界で私はどう生きればいいの!!
~エリカ~
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《憤涙の白魔剣 エリカ》こそがのちの《慟哭のジル・クライハート》なのではないのだろうか?
そうだとすれば、BシーズンTAOSINの物語は不幸な結末で終わってしまうのだろうか? 《エリカ》が《シン》を失い、《慟哭のジル・クライハート》と化すだけの物語と。
そうとも言い切れないのが《覚醒闇舞 オトヒメ》の存在だ。
B2-MAG-化学《覚醒闇舞 オトヒメ》 |
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バグ化? 何のことかしら。 ところであなた達、暗い世界は…お好キ…カシラ?
~オトヒメ~
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BシーズンMAGNAには、《感染暴走 ウラシマ吾郎》がいて、《覚醒暴姫 ウラシマリン》がいる。どちらも浦島太郎を基にしていながら、年齢どころか性別まで違う。
物語世界では、分岐を迎えただけの結末があり、登場人物がいる。
であれば、ウラシオンの物語の先がそのまま《慟哭のジル・クライハート》に繋がりはしまい。未だB3の物語は闇の中である。
あとアリスはなんかやってるけどどうでもいいです。
B2-MAG-医学《守銭水女 アリス》 |
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今回は水の国がテーマなのね。 シラユキ!! ベンテン!! ここは水着でいくわよ。
~アリス~
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まぁわりとこういうどうでもいいところが物語の鍵となるのはよくあることなのでなんか大事なところに関わってくるんではないでしょうか。アリスと一緒にウルトラソウッ! \ハァイ/!
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